ローゼンベルクのパズルゲーム『フレームワーク』日本語版、5月下旬発売
2020年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『ノヴァルナ』、スケリッヒゲームズから2020年に発売された『サガニ』と同系統のタイルをつなげて配置してタスクを達成するパズルゲーム。オリジナルは今春、『ノヴァルナ』と同じシュピールヴィーゼ出版から発売された。
オープンドラフトで獲得したタイルを自分の前に並べ、そのタイル自体を含めてタイルに指示された数のフレームが縦横につなげられたらタスク達成となる。タスクを達成するたびに手持ちのトークンを配置し、先に置ききったプレイヤーの勝利。
オープンドラフトではプレイヤー人数より1枚多い枚数のタイルを引き、順番にタイルを1枚ずつ選択して取って、スタートプレイヤーが最後の1枚のタイルを取るという仕組み。タイルには0〜3つのフレームと0〜3つのタスクがあり、それぞれ4色で構成されており、相互参照をできるだけ多く作って少ないタイル枚数でタスクを達成できるかがカギとなる。
タイル選択と置き場所の選択には長期的な戦略と共に、来たタイルによって臨機応変に対応することも求められる。ソロモードあり。
内容物:フレームタイル 120枚、トークン 88個、概要/保管カード 1枚、布袋 1枚、ルールブック
フレームワーク(Framework, U.ローゼンベルク, Spielwiese+ホビージャパン, 2022)
同じ色のフレームをつなげて隣接する「○枚以上」のタスクを達成。何を置いてもだいたい達成できる反面、複数同時に達成するにはテクニカルな配置が求められる。周到に準備してもほしいタイルが来なかったり pic.twitter.com/1wIaBs0BGZ— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) June 13, 2022
2つのお題のちょうど真ん中を描く『セッチューアン』5月2日発売
ゲームで負けた人が晩ごはんを作る、男たち4人のシェアハウスの様子を配信するYouTubeチャンネル「TOKYO NEWGAME HOUSE」から生まれたお絵描きゲーム。「TERIYAKI GAMES」としては第5弾となる。「ゾウとキリンの間」(下の写真)、「ロボットと人間の間」など、2つのお題に対してちょうど真ん中となるイラスト=折衷案(せっちゅうあん)を描く。
お題カードで「上司のお題」と「クライアントのお題」が指示され、ちょうど真ん中を狙ってイラストを描く。親は絵を審査してそれぞれのお題に近い順に並べ、全ての絵の中でちょうど真ん中だと判断された絵を描いた人が得点する。終了時に一番多くのポイントを手に入れていたプレイヤーの勝利となる。
イラストのインパクトと発想力でちょうどよいところを目指そう。
内容物:お題カード 50枚、プレゼンボード 6枚、マーカー 5本、名刺カード 6枚、役職チップ 6枚、肩書チップ 24枚
セッチューアン(CHOCOLATE Inc., TERIYAKI GAMES, 2022)
2つの相反するものを折衷したイラストを描いて真ん中に選んでもらうことを目指すお絵かきゲーム。画力はかなり問われるほう pic.twitter.com/vcXMZsCVnh— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) June 27, 2022