協力ストーリーゲーム第3弾『火山島』日本語版、5月27日発売
『ザ・ダンジョン』『モノクロームINC.』に続くアドベンチャーゲームシリーズ第3弾。コスモス社(ドイツ)の『脱出:ザ・ゲーム』に続く謎解きゲームシリーズで、デザイナーには前作同様ウォーカー=ハーディングとダンスタンが担当した。2019年に発売された初期シリーズ3タイトルはこれで全て日本語版化されたことになる。
画面上に映し出された場所を調べ、入手したアイテムを組み合わせたりコマンドを入力したりすることでストーリーを読み進めていく「アドベンチャーゲーム」をアナログでプレイする。「フロアカード」の気になる場所を探索し、指定された番号を「ストーリーブック」から読み上げる。アイテムが見つかったら「アドベンチャーカード」を獲得し、アイテムとアイテム、またはアイテムと場所を組み合わせて、物語の秘密を解き明かしていく。
プレイヤーたちは「犯罪捜査に関わる科学研究」セミナーに参加する学生となり、ある密輸組織が暗躍するという小島へと調査に出かける。しかし当日、肝心の教授は病欠。ちょっとしたフィールドワークのつもりだったプレイヤーたちは不安を胸に、自然豊かな島へと上陸するが……。
4人の主人公たちには得意な専門分野や属性があり、同じシチュエーションでも「誰が訪れたのか」で展開が変わることも。新しい冒険が始まる。
(写真はドイツ語版)
ローゼンベルクのパズルゲーム『フレームワーク』日本語版、5月下旬発売
2020年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『ノヴァルナ』、スケリッヒゲームズから2020年に発売された『サガニ』と同系統のタイルをつなげて配置してタスクを達成するパズルゲーム。オリジナルは今春、『ノヴァルナ』と同じシュピールヴィーゼ出版から発売された。
オープンドラフトで獲得したタイルを自分の前に並べ、そのタイル自体を含めてタイルに指示された数のフレームが縦横につなげられたらタスク達成となる。タスクを達成するたびに手持ちのトークンを配置し、先に置ききったプレイヤーの勝利。
オープンドラフトではプレイヤー人数より1枚多い枚数のタイルを引き、順番にタイルを1枚ずつ選択して取って、スタートプレイヤーが最後の1枚のタイルを取るという仕組み。タイルには0〜3つのフレームと0〜3つのタスクがあり、それぞれ4色で構成されており、相互参照をできるだけ多く作って少ないタイル枚数でタスクを達成できるかがカギとなる。
タイル選択と置き場所の選択には長期的な戦略と共に、来たタイルによって臨機応変に対応することも求められる。ソロモードあり。
内容物:フレームタイル 120枚、トークン 88個、概要/保管カード 1枚、布袋 1枚、ルールブック
フレームワーク(Framework, U.ローゼンベルク, Spielwiese+ホビージャパン, 2022)
同じ色のフレームをつなげて隣接する「○枚以上」のタスクを達成。何を置いてもだいたい達成できる反面、複数同時に達成するにはテクニカルな配置が求められる。周到に準備してもほしいタイルが来なかったり pic.twitter.com/1wIaBs0BGZ— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) June 13, 2022