4政党の政争『ワイマール:民主主義の戦い』日本語版、10月上旬発売

ホビージャパンは10月上旬、『ワイマール:民主主義の戦い(Weimar: Der Kampf um die Demokratie)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:M.クラマー、アートワーク:C.オッペラー、4人用、14歳以上、180~360分、17600円(税込)。

M.クラマー(『グレンモア』『ロココの仕立屋』)がデザインし、スケリッヒゲームズ(ドイツ)とシュピールヴォルクス(ドイツ)が共同で出版する政治ゲーム。1918年、君主制から体制転換したワイマール共和国を舞台に、ドイツ社会民主党(SPD)、中央党(Zentrum)、ドイツ共産党(KPD)、 ドイツ国家人民党(DNVP) がそれぞれの目標達成を目指す。史実のようにナチスの手に落ちて無法国家となるか、それとも社会主義のドイツ共和国連邦が誕生するのか?

各政党は経済、メディア、外交といった重要な政治問題で世論を誘導して重要な決定を下すとともに、ドイツの主要都市の街頭にデモや軍事行動を起こす支持者を配置する。各政党はプレイデッキの修正や問題の設定など、各ラウンドにアジェンダを1つプレイするが、民主的な政党が国家の安定と貧困の除去を得点とするのに対し、非民主的な政党はクーデターと騒乱を得点とするなど相互に対立する。

ゲームは最大6ラウンドにわたって行われ、各ラウンドは政策・政党・時系列のカードをプレイして討論をしたりイベントを発生させたりする。カードは当時の重要な出来事、政治家、発展を反映しておりオールユニーク。ゲームの終了条件は、無政府状態になる、新政権を樹立し議席の半数を占める、ナチスの台頭を許すなど多岐にわたり、緊迫の行方は最後まで分からない。

内容物:ゲームボード(ダブルレイヤー)、ユニークカード 170枚以上、木製コマ類 280個以上、政党ボード 5枚、プレイヤーエイド 4枚、ルールブック 1冊、プレイブック1冊

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