『ブラックストーリーズ トゥルークライム』日本語版、9月24日発売
モーゼス出版(ドイツ)の人気謎解きシリーズで、この作品のオリジナルは2021年に発売された。シリーズの日本語化はこれで13タイトル目。『ファニーデス』『シットハプンズ』『デイリー・ディザスター』『リアルクライム』と同様、作者の創作ではなく、実際にあった事件が収録されている。
リドルマスター(出題者)と解答者に分かれ、イエスかノーで答えられる質問を重ねながら謎の真相へと近づいていく。旅先で、車中で、いつでもどこでも手軽に盛り上がることができる。
毒殺や誘拐、行き当たりばったりの犯行の末に大失敗といった、実際におきた犯罪のなかでも「まさか!」と叫びたくなるような結末を迎えたものを収録。のどが渇いていないのに次々とボトルを開ける男、生真面目すぎる銀行強盗、自分の居場所を教える泥棒……などなど嘘のような本当の事件に、驚愕の真実が飛び出す推理体験が楽しめる。
シュピール’22:dlpゲームズ
ゲームデザイン:R.コンサドーリ&M.プランツォ、イラスト:C.オッペラー、2~4人用、10歳以上、60~90分。
産業革命時代にある都市を経済的・社会的に発展させるゲーム。デザイナーは『マニトバ』のコンビ。文化、科学、政治などさまざまな経路で市民の幸福に役立つ最良の方法を提供するが、環境保全と住民の満足を両立させなくてはならない。10枚のボードでマーカーを進め、効果を得ると同時に、カード選択でイベントや難しい決断を迫られる。12ラウンドで影響力を比べ、都市発展に最も貢献したプレイヤーが勝者となる。
ゲームデザイン:R.シュトックハウゼン&R.ヘンドリクソン、イラスト・K.フランツ、1~5人用、10歳以上、45分。
同社のバッグビルドゲームの紙ペン版。バッグからチップを引いて時計回りに1枚ずつドラフトし、対応するアクションで自分のシートに記入する。通常アクションではマップ上で線をつなぎ、アイテムを集め、商館を建て、場所カードを獲得し、発展トラックを進める。場所カードは特定のチップで起動し、通常アクション以上のことができる。特定の人物で効果が発動し、揃えると得点になる慈善事業もあり。