小型ドラゴンで商売繁盛『フレイムクラフト』日本語版10月14日発売
カードボードアルケミー(アメリカ)がキックスターターを経て今年発売する作品。キックスターターでは200万ドル以上(約3億円)を集めた注目作だ。魔法の王国でドラゴン使い「フレイムキーパー」となって、アイテムを集め、お店にドラゴンを派遣し、みんなの町を豊かにするリソースマネージメントゲーム。
手番にはボード上のお店のいずれかに自分のコマを移動させ、そのお店でリソースを獲得するか、リソースを支払って魔法をかける。お店にはドラゴンカードをプレイでき、訪れたお店で働いているドラゴンの効果でさまざまなアドバンテージが得られる。
ドラゴンによって派遣できるお店が異なるところがポイント。自分が使いたい魔法に必要なリソースを他のプレイヤーよりも先に取られないように考えて派遣しなければならない。ゲームが進むにつれてお店が増え、町が広がっていくと選択肢も増える。
魔法をかけるとそのお店で得られるリソースが増えるほか、働いているドラゴン全ての効果が発動する。山札がなくなったら最終ラウンドで、魔法をかけたときなどに得られる名声ポイントで勝敗を決める。ソロモードでは指定された条件で目標点を達成することにより、新しいチャレンジができるようになっている。
お店で働く小型ドラゴンのかわいいイラストも世界観を引き立てる作品。デラックス版ではドラゴンのミニチュアやメタルコインが付属する。
(写真はデラックス版)
『カートグラファー:勇者たちの門出』日本語版、10月27日発売
ドイツ年間ゲーム大賞などにノミネートされた『カートグラファー』の続編としてキックスターターを経て2021年に発売された。勇者カードを使って、お邪魔キャラの怪物たちをなぎ倒す。
めくられたカードのパターンを自分の地図シートに書き込み、指定されたパターンを作って得点を競う紙ペンゲーム。お邪魔キャラの怪物がめくられると、隣のプレイヤーにシートを渡して空いているところに怪物アイコンを書き込まれるところがこのゲームの醍醐味だが、それに対抗するする勇者カードが加わる。勇者カードがめくられると、怪物アイコンを退治できるのだ。
一方の怪物カードも、放っておくと増殖するゾンビなどパワーアップ。よりダイナミックな展開が楽しめる。
『カートグラファー』基本セットのカードと混ぜてもプレイできる上に、プロモカード「技能カード」でさらにプレイの幅が広がる。
内容物:地図シート 100枚、カード 43枚、えんぴつ 4本、ルール説明書 1冊、プロモカード 9枚(カードサイズ63×89mm)
同ネブリスマップ pic.twitter.com/RYYaGkuQzo
— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) October 11, 2021