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動物カードをめくってアクション『リビング・フォレスト』日本語版、9月2日発売

ケンビルは9月2日、『リビング・フォレスト』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.クリスチャンセン、イラスト:A.エティエンヌ、2~4人用、10歳以上、40分、6930円(税込)。現在、先行販売予約を受付中。

自然の精霊たちが動物たちの力を集めて鬼火の炎から森を守り、神木を植え神花を集めるファンタジーゲーム。デンマークの新人デザイナーの作品で、ルドノート(フランス)が2021年に発表した。ドイツ語版はペガズスシュピーレから発売され、今年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞に選ばれている。

各自同じ構成の動物デッキをもってスタート。毎ラウンド、この動物デッキからカードをめくって好きなところで止める。バーストしなければ2アクション、バーストすれば1アクションで、動物カードのアイコンの合計で新しい動物を手に入れたり、鬼火を消したり、マイボードに木を植えたり、精霊を移動したりする。

全員の手番が終わったら鬼火チェックを行い、次のラウンドへ。こうして誰かが鬼火を12個消化するか、木を12種類植えるか、神花が12個揃ったら勝利となる。

めくった動物カードは捨て札になるが、デッキがなくなったらシャッフルして再利用し、そこに新たに手に入れた動物も加わるデッキビルドに加え、鬼火を巡る協力と裏切り、さらに誰が上がるかのドキドキレース感も楽しめる。プレイ時間は、今年ドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『カスカディア』よりも短いくらいで、くり返し遊べるようになっている。

ケンビル:リビング・フォレスト日本語版(先行販売予約)

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モンスターメーカー✕ダンジョン飯『モンスターイーター』9月15日発売

アークライトは9月15日、『モンスターイーター ~ダンジョン飯 ボードゲーム~』を発売する。原作・イラスト:九井諒子、ゲーム原案:鈴木銀一郎、ゲームデザイン:カナイセイジ、グラフィックデザイン:出嶋勉(decoctdesign)、2~5人用、10歳以上、45分、4950円(税込)。

KADOKAWAの漫画誌『ハルタ』で連載され、単行本12巻まで発売されている人気コミックをテーマにし、鈴木銀一郎氏の名作カードゲーム『モンスターメーカー』のメカニクスをベースにカナイセイジ氏がデザインしたボードゲーム。

『モンスターメーカー』は1988年に翔企画より発売され、続編を含めて12作品が発売され、幅広くメディア展開されるなど人気を博した。ここから「迷宮を進み、財宝を得てゴールすることが目的」「相手の迷宮にモンスターを送り込んで探索を邪魔する」「多彩なキャラクターを使ってモンスターを倒す」といった基本部分を引き継いだ。

各プレイヤーは冒険者パーティをひとつ選び、迷宮を探索して中ボス「キメラ・ファリン」とラスボス「狂乱の魔術師シスル」を倒すことを目指す。倒したモンスターを倒して食料にできるところがこのゲームのポイント。モンスターには「弱いけど調理した際にお得」なものや、「強いけど調理できない」ものなど、さまざまな種類があり、モンスターによっては、むしろ自分の迷宮に登場させるという選択もあり得る。

5つのパーティー(ライオス、シュロー、タンス、カブルー、カナリア隊)やモンスターのほか、迷宮の不思議な効果やアイテムは原作を踏襲。さらに、パッケージイラストと28種のキャラクターカードは原作者による描きおろしで、原作を読んだことがあるとより楽しめるようになっている。

発売を記念して9月5日より、九井諒子氏・九月姫氏・平尾リョウ氏のイラストミニ色紙が当たるTwitterキャンペーンがアークライト公式アカウントで行われる。

内容物:迷宮カード 125枚(探索カード 75 枚、モンスター遭遇カード 30 枚、イベントカード 15 枚、逃走カード 5 枚)、キャラクターカード 28枚、モンスターカード 30枚、ボスモンスターカード 2枚、アイテムカード 20枚、ゲーム進行カード 5枚、迷宮浅部/迷宮深部タイル 5枚、食糧/貨幣トークン 53個、魔力トークン 36個、剣トークン 1個、6面体ダイス 6個、遊び方説明書 1冊


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