プランテーション開発から流通まで『コーヒートレーダーズ』日本語版、11月17日発売
キャップストーンゲームズ(アメリカ)から2021年に発売された作品。作者は『ワイルドキャッターズ』のコンビで、ゴールデンギーク賞の重量級ゲーム部門にノミネートされている。1970年代、コーヒー商社として中南米・アフリカ・アジア各地でコーヒー畑を開発し、フェアトレードで栽培されたコーヒー豆を世界中に販売する。
プランテーション、ワーカー、ロバ、ジャコウネコを配置し、トレーダーを派遣してコーヒー豆の確保や建築を行う。収穫されたコーヒー豆を手に入れ、そのコーヒー豆で契約を達成し収入や勝利点を得るというのがラウンドの流れ。これを3ラウンド行って勝利点を競う。
アクションポイント制のプランテーション開発、5ヶ所の地域でのエリアマジョリティ、契約達成のセットコレクション、プレイヤーボードでパラメータ管理と、ゲーマー要素がたっぷり詰まった重量級ゲーム。プラスチック製のコーヒー豆やメタルコインなど、コンポーネントにもこだわった作品だ。
内容物:ゲームボード 1枚、プレイヤーボード 5枚、木製駒類 387枚、タイル類 122枚、プラスチック製コーヒー豆 90個、メタルコイン55枚、得点記録用紙 1冊、2人プレイ用ボード 1枚、ルールブック1冊
(写真は英語版)
ドラフトで恐竜コレクション『キューボサウルス』日本語版、11月17日発売
キューブ調の恐竜たちをドラフトで集めるセットコレクションゲームで、『キューバーズ』のキャッチアップゲームズ(フランス)から今秋発売された。
各自4枚の恐竜カードを引き、自分の前に並べてスタート。自分の番にはカードを引いて、すべて自分の場に出すか、自分の場から1枚を戻して次のプレイヤーに渡す。次のプレイヤーは前のプレイヤーからカードが回ってきたら、同様にそれらをすべて自分の場に出すか、1枚戻して次のプレイヤーに渡していく。
恐竜はそれぞれ、ラウンド終了時に場に何枚あるかに寄って得点または失点になり、これを記録して次のラウンドへ。2ラウンドの合計で得点を競う。
得点になる枚数でラウンドを終了したいところだが、前のプレイヤーが失点になるようにカードを回してくるかもしれない。シンプルながら、手番ごとに悩ましい選択を手番ごとに迫られる。発展ルールでは集めると特殊能力が得られるDNAトークンも追加される。
内容物:恐竜カード 55枚、DNAの進化タイル 10枚、DNAトークン 40枚、ルールブック 1冊