「推しボードゲームデザイナー総選挙2023」1位に上杉真人氏
投票は1月下旬から1ヶ月間にわたってGoogle Formで行われ、5名まで日本で活躍するボードゲームデザイナーの名前を挙げてもらい、1位5ポイント、2位4ポイント……5位1ポイントとして集計。20位までが発表された。結果は以下の通り。
1位に選ばれた上杉真人氏は『マグノリア』『ペーパーテイルズ』『ボルカルス』などの作品がある。2位には『ラブレター』のカナイセイジ氏、3位にはゲームマーケットで毎度時事ネタをゲームにしてくる北条投了氏が入った。
発表サイトには投票で挙がったタイトル名や、推し理由がまとめられている。年々層が厚くなり、海外でも知られ始めている日本デザイナー。今度のゲームマーケットで注目してみてはいかが。
・BROAD:全国推しボードゲームデザイナー総選挙2023 結果発表
推しボードゲームデザイナー総選挙2023
1位:上杉真人(I was game)
2位:カナイセイジ(カナイ製作所)
3位:北条投了(芸無工房LOSERDOGS)
4位:蜂月(六角えんぴつ)
5位:川崎晋(カワサキファクトリー)
6位:林尚志(OKAZUbrand)
7位:TakeWatch(フリー)
8位:Shun(Studio GG)
9位:新澤大樹(倦怠期)
10位:ダイキチ(ボードゲーム帝国)
11位:さとーとしき(さとーふぁみりあ)
12位:宮野華也(Mob+)
13位:かく(遊陽ゲームズ)
14位:N2(サザンクロスゲームズ)
15位:戸塚中央(TACTICAL GAMES)
16位:工藤さん(工藤さんのゲーム)
17位:ポーン(ステッパーズ・ストップ)
18位:常時次人(操られ人形館)
19位:佐藤雄介(新ボードゲーム党)
20位:齋藤隆(BrainBrainGames)
両隣と協力して得点を最大化『スプリト』日本語版、3月下旬発売
オリジナルは昨年ブラム!(フランス)から発売されたカードゲーム。隣のプレイヤーとの間にカードをプレイして得点を競う『ふたつの街の物語』タイプ(ネイバースコープ)の部分的協調ゲームだ。
同時に手札から1枚選び、右か左のプレイヤーとの間にある共通の「ゾーン」にプレイする。カードには値と色が記された「スプリトカード」と、そのゾーンに何が何枚あれば点数になるか(または点数にならなくなるのか)が記された「目的カード」があり、最終的に各プレイヤーの右と左のゾーンの掛け算で得点を競う。カードは共有するが、勝利は共有せず1人のプレイヤーのものとなる。
1枚プレイした後で残りの手札をそれぞれ左隣のプレイヤーに回すため、プレイするカードと残すカードについて隣のプレイヤーとの協調が求められる。ルールはシンプルで、同時進行なので8人でも短時間で楽しめるカードゲームだ。
内容物:カード 109枚、スコアシート 1冊、ルール 1部