世界のボードゲーム・アフタヌーン
世界のボードゲーム・アフタヌーンvol.8 in縁縁
今週末、東京・麻布のギャラリーカフェバー縁縁[enyen]にて「世界のボードゲーム・アフタヌーン」が開かれる。
この催しは、オフィス新大陸などが手がけるUrventの定例イベント。Urventとは、英語のurban(アーバン、都市的な)とドイツ語のAbend(アーベント、夕べ)を掛け合わせた言葉で、アートのあるお店で会話とお酒とともにボードゲームを楽しもうという企画だ。ドイツではSpielabend(シュピールアーベント、ゲームの夕べ)が各地でよく開かれており、時間の余裕がない日本人もこれを見習って少しくつろいでみようというわけである。
日時は4月15日12時開場、会費は軽食・ドリンクつきで2,500円。会場へのアクセスや参加申込については上記のリンクを参照のこと。定員は40名だが、まだ空きがあるようだ。
日ごろガツガツした気持ちでボードゲームを遊んでしまう愛好者の方々も、たまにはのんびり遊んでみてはいかが?
子育て雑誌にドイツゲーム付録(3)
小学生ママの子育て応援マガジン『edu[エデュー]』5月号(小学館、4月10日発売)に、先月に引き続き、テーブルゲームの付録がついた。今回はアメリカのカードゲーム『スクイント』。前回までと同様、カードを切り離して遊べるようになっている。
『スクイント』は、予め与えられたお題をカードの模様を使って表現し、ほかの人に当ててもらうゲーム。質問に「はい」「いいえ」で答えることはできるが、あとは喋ってはいけない。カードはどれも抽象的な線が書かれているだけで、うまくカードを並べて特徴を捉える創造力が試される。
一方、答えるほうは早い者勝ちで、少ない手がかりから直感的に答えを思いつく想像力がポイント。ワイワイガヤガヤと遊べる楽しいコミュニケーションだ。
アメリカのアウト・オブ・ザ・ボックス社から発売されているこのゲームにはたくさんのお題カードが入っているが、全て英語でアメリカ人にしか分からないようなネタもあった。今回の付録のお題カードは6枚だけだが、もちろん日本語になっているので子どもでも楽しめるだろう。繰り返し遊ぶならば、親子で新しいカードを作るのもまた楽しい。
『edu[エデュー]』は基本的に教育誌だが、この付録によってアナログゲームの遊びとしての魅力に目覚める親子が何百、何千と増えるだろう。また、ボードゲームに対する世間のネガティブなイメージやマイナーな知名度も改善することが期待される。
・子育て雑誌にドイツゲーム付録(コンティニュオ)
・子育て雑誌にドイツゲーム付録(2)(プルンプザック)
・TGWレポート『スクイント』