私の世界の見方(Wie ich die Welt sehe…)

同じお題でもこんなに違うもの
実は私が年間で最も多く遊ぶゲームである。拡張セットが出てほしいと思っているくらい、このゲームが好きだ。
親がお題カードを読んで、ほかの全員がそれに合うと思われるカードを1枚ずつ出す。山札からダミーを1枚引いて混ぜ、親が読み上げる。もっとも気に入ったカードを出していた人にポイント。ダミーを選んだら親の失点。規定ポイントを集めたら勝ち。
ダミーがあるため、突飛な答えを選ぶことができないのだが、予想を上回る見事な答えがダミーから偶然出てくることがある。以下は今回の例。天然ボケの妙というべきか、ダミーを選んでしまったときはすごく盛り上がる。
「トライアスロンの選手は人知れず○○で妨害する」―「筋肉」
「私の心のふるさと○○」―「再春館製薬」
親の性格を読んだカード選びは、『アップルトゥアップル』にも共通するが、下ネタから哲学ネタまで対応できる幅広さは『私の世界の見方』が何枚も上手。「ガチャピン」「SEX」「サランラップ」「ヒヨコ豆」など、汎用性の高いカードが仲間内では強力とされている。
とはいえ、一見ぱっとしないカードでも、組み合わせによって大化けすることもあるし、何がツボに入るかは開けてみなければ分からない。ネタの方向性がバッティングすれば、地味なネタが選ばれることもある。いちいち突っ込んだり、笑ったりすることで一層盛り上がるだろう。
Wie ich die Welt sehe…
U.ホシュテトラー作/アバクスシュピーレ
2〜10人用/8歳以上/30〜90分
テンデイズゲームズで販売中
私の世界の見方

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