国際ゲーマーズ賞に『ルアーブル』
8月10日にノミネートが発表されていた国際ゲーマーズ賞(IGA)の大賞作が選ばれ、9月26日に発表された。欧米9カ国の審査員が選んだ大賞作は『ルアーブル』。作者のU.ローゼンベルクとメーカーのルックアウトゲームズは、昨年の『アグリコラ』に続き、2年連続の栄誉に輝いた。
IGAの最終選考は、審査員が1人1票で投票し、過半数になるまで下位を落としては再投票を繰り返す仕組み。『ルアーブル』は1回目の投票から1位となり、2位の『オートモービル』と『ドミニオン』を終始圧倒した。
『ルアーブル』はフランスの港町を舞台に、建物や船を建設し、品物を交易して財産を増やす建設ゲーム。たくさんの建物が出てくるタイミングや組み合わせ、さらに毎回少しずつ出てくる特別の建物の使い方によってゲームの展開が毎回異なるゲームで人気を博している。日本ではすでに国内発売されているが、ホビージャパンが日本語版を発売する予定だ。
2人用カテゴリーでは、太鼓を舞台にした陣取りゲーム『デイ&ナイト(Day & Night)』が選ばれた。
International Gamers Awards:Recipients Announced for 2009 International Gamers Awards – General Stragety Category
ミドルアース・クエスト日本語版
ゲームの舞台はビルボが姿を消した日から、主人公フロドと指輪が住み処のホビット庄を旅立つ日までの17年間の中つ国西部。4人のプレイヤーで、1人は指輪を狙う闇の王サウロンとして恐ろしいモンスターを各地に配置し、あと3人のプレイヤーは英雄となって魔法使いガンダルフたちの助力を得ながら中つ国を守る旅を続ける。中つ国の運命やいかに?
500枚近いカード、200体を超えるコマ、そして大判のボードで壮大なゲームが待っている。
ホビージャパンは設立40周年を記念して、次々と新作ボードゲームの日本語版に着手している。これまで『タリスマン』『アグリコラ』『ドミニオン』『パンデミック』『ドミニオン:陰謀』『パンデミック:絶体絶命』『スモールワールド』といった新作が日本語版で発売されている。
・ホビージャパン:ミドルアース・クエスト