エッセン1日目
今日は何も予定を立てずぶらぶら市内を観光した。これまでエッセンではメッセ会場にこもりきりで、エッセンの街に出る頃にはもう夜。だが去年に世界遺産のツォルフェアライン炭鉱を見て以来、ゲーム以外のドイツの魅力に気づき、今回は1日早めた次第である。
まずは宿の近くの散策から。火曜日に開かれているという朝市を回って焼きたてワッフルを食べ、ショッピングセンターを歩いてココアを飲み、教会を見学してフェアトレードのクリスマス置物を買う。午後からは地下鉄でエッセン中央駅付近へ。デパートの売場を回って昼食を取り、旧市街を歩きに歩いてゲームを探査する。最後に地下鉄でメッセ会場へ。すぐそばにあるグルーガ公園を散策してお茶を飲んだ。
5,6時間歩き回って訪れたのは玩具店・書店・デパートなどゲームを売っているお店7件、教会2件。足が棒になる。
夕食をとって宿に戻るとタナカマさん夫妻がちょうど着いたところだった。shokoさんがゲーム愛好者にいろいろ興味をもってくれたのもとで話が弾み、ついでにゲームをしましょうということに。宿にはちょうど6,7人で遊べる部屋もある。会場まで地下鉄一本でいける便利さといい、もうシュピールのために特別に作られた宿かと思うくらいだ。
2ゲームほど遊び、さらにボードゲーム談義に花を咲かせて0時過ぎ。終わった頃に、ヴァイスさんとストーンRさんが帰ってきて、宿はゲーマーで埋め尽くされた。明日にはさらにけがわさんがくるという。
明日はプレス会議でいよいよ本番が始まる。
ペンギンすべり(Pinguin-Rutsch)
はじいてすべってドボン
ペンギンをはじいて水際ぎりぎりまですべらせるアクションゲーム。ドイツ語で売られているが会社は香港だった。近くの本屋から買ってきたのを早速遊ぶ。
ペンギンは下に金属のボールが入っており、上手にはじけば遠くまですべる。しかしコースはU地型になっていて真っすぐには進めず、壁にぶつけて反射させなければならない。ビリヤードのような感じだ。なお壁にはゴムが張り巡らされていて、スムーズに方向転換する。
そして最難関はゴール。先に進めば進むほど得点が上がるが、一番奥までいってしまうと海に落ちてアウト。海のぎりぎり一歩手前で止まることができたらヒーローだ。
キャロムの経験を生かしていち早くコツをつかんだつもりだったが、慣れても思うようにすべらせられない。ふうかさんやshokoさんは進み始めるまで時間がかかったが、あとで2連続50点をとるなど急成長をとげた。難易度は高く、長見極めたと思っても手元が狂うところが大人にもやりがいがある。
Pinguin-Rutsch
Trends International(香港)
2〜4人用/4歳以上