ゲームマーケット出展申込、本日〆切
申し込み方法は、公式ページにある出展案内を読んで、専用フォームから行う。英語の申込フォームはこちら。
出展団体の区分としてはゲーム販売、中古販売、創作ボードゲーム、創作カードゲーム、創作TRPG、創作シミュレーション、ゲーム用グッズ、その他の8種類がある。最小ブースは3500円で出展できるので、不要なボードゲームを整理したり、攻略本を同人誌スタイルで作ったり、スリーブやカードスタンドなどの周辺アイテムを売ったりするなど、いろいろな利用方法が考えられそうだ。
・ゲームマーケット公式ページ
・TGW:ゲームマーケット2010、出展者受付始まる
クマさんゲーム(Bärenspiel)
クマさんはどこに?
タイルをめくって道に迷ったクマさんを探す協力ゲーム。1983年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品で、対象年齢からいってもキッズゲームである。キッズゲームの特別賞が贈られたのは1989年からで、その前はキッズゲームでも全体の賞にノミネートしている。
100枚のタイルを混ぜて10×10枚で正方形に並べる。クマさんタイルはこのうちたった1枚だけ。自分の番にはサイコロを3つ振り、クマさんマークが出た分だけ、タイルをめくることができる。足跡マークが出れば振りなおしだが、3分の2はハズレなので1枚めくれればいいほう。
森に入っていくという設定なので、タイルは外側にあるものからめくる。道路だったらラッキーで、隣接するタイルをもう1枚めくれる。障害物だったら、ほかから道路タイルをもってくれば通れるようになる。動物だったら、回り道をしていかなければならない。
こうして探索しているうち、クマさんが見つかったら脱出にチャレンジ。ダイスを7回振って、足跡マークが3歩、クマさんマークが2歩、森マークが1歩で、合計でクマさんが森を出られれば全員の勝利となる。
さすが30年近く前のゲームだけあって、のんびりしている。行き止まりにあったらまた別の場所から探しに行けばよい。ただ脱出に失敗すると、また100枚並べなおして捜索のし直しという、きついルールもある。
ダイスを振るのは楽しいが、クマさんマークがあまりに出ないので、長女も長男も白けてしまっていた。序盤からいきなりクマさんが発見されて終了ということもあるだろう。でも、道の先に何があるか、めくって一喜一憂するのは楽しい。ゲームとしてではなく、ごっこ遊びとして捉えたほうがよさそうだ。
Bärenspiel
H.ビュッケン/ヘルダー(1983年)
2〜4人用/4歳以上/15分
(絶版・入手難)