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ドイツのボードゲーム体験講座

地元山形県長井市のNPOが運営している市民講座に、「ドイツのボードゲーム体験」というテーマで申し込んだ。
以前「男の育児講座」という講座があり、こういうものが地元にもあることを初めて知った。ゲームサークルを開く計画が頓挫している今、単発でなら遊んでくれる人もいるかなとか、市民講座をチェックしているような層はドイツゲームのような知的営みにも興味をもってくれるかなという目論見である。さらには、長井市は南ドイツのバードゼッキンゲン市と姉妹都市になっているため、ドイツ語やドイツ文化に興味を持っている人が結構いるかもしれない。
内容は、ドイツのボードゲーム文化やエッセン国際ゲーム祭などを軽く紹介して、すぐ実際に遊んでみるつもり。仕事帰りのドイツ人が晩にボードゲームを楽しむシュピールアーベント(ボードゲームの晩)を目指している。遊ぶゲームは、30分くらいで終わる定番を中心に持ち込み、参加者の顔ぶれを見て決める。
日程については平日の昼が一番いいが、それでは人が集まらないだろうと思い平日の夜にした。子供たちを母に任せて遊びに出かけるのは気が引けるのだが。
講座日程が掲載されたチラシは新聞折込で回ったが、1週間前の時点で申し込みはゼロだという。1人も来なければ、黙々と『アグリコラ』のソロプレイでもするつもりだが、そうなったら寂しい。さあ、どうなることやら。

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おおあわてワニさん(Rapidcroco)

太くて青くてメガネがなくて帽子はあって、女

犯人のワニが逃げた。警察の中央司令室のコンピュータから、男女、帽子の有無、眼鏡の有無、体型、体色の5つについて、犯人の情報が出される。場に並んだワニから、その条件に合うワニを探せ。
フランスの奇才R.フラガの作ったカルタ取り。並んだカードからいち早く探すというゲームがフランスには多い。集中力が試され、短時間なのにものすごく遊んだ気分になれる。
さて5つの条件全部に合うワニはたった一匹。しかしそのワニを捕まえればよいのではない。そのワニが指差す先を辿り、末端にいるワニを捕まえる。しかし途中でカバが指差されていたら、逆戻りして最初のワニを捕まえること。ワニを見つけるだけでも一苦労なのに、さらに目で追っていかなければならないとは。
折角見つけたと思っても条件がひとつ違っていたりと調子が出ない。何しろ5つの条件を覚えるのに必死になっているとワニを探し始めるのが遅れ、条件をよく見ないでワニを探すとなかなかホシを見つけられないからだ。そんな中、ふうかさんとkarokuが驚異的なスピードで見付け出していく。何かコツがあるみたいだ。結局、私が1枚も取れないまま、karokuさんが3枚集めて勝利。
Rapidcroco
R.フラガ/カクテルゲームズ(2004年)
2〜5人用/6歳以上/30分