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『エミネント・ドメイン』日本語版、本日発売

アークライトは本日、『エミネント・ドメイン』日本語版を発売した。S.ジェフィー作、2〜4人用、13歳以上、45分、4410円。
銀河の支配者を目指して宇宙帝国を創るデッキ構築ゲーム。未知の星を調査し、領土を広げ、新たなテクノロジーを研究して、支配ポイントを競う。オリジナルはTMG社(アメリカ)。『ホームステッダーズ』『ジャブ』などの作品が日本でも人気を集めている。
調査、軍事、入植、生産、貿易、研究という6種の任務カードがあり、自分の領土に加えることで、特殊能力を使ったり、支配ポイントを上げたりする。任務カードは手札にもあり、選んだ任務と同じカードを出せば、効果を強めることもできる。同じ種類の任務カードに特化して集めれば、それだけ効果も大きくなるので有効な戦略だ。
デッキ構築ゲームでしばしば指摘されるインタラクションの薄さについては、『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』のような相乗りが用意されている。手番プレイヤーが選んだ任務に対し、ほかのプレイヤーが同じカードを持っていれば、同時にそのカードをプレイして恩恵にあずかることもできる。自分の手番と他人の手番で効率よくカードをプレイできるかも勝敗のカギとなる。
アークライトゲームズ:エミネント・ドメイン

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『ビッグ・アイデア』日本語版、本日発売

アークライトは本日、『ビッグ・アイデア』日本語版を発売した。J.アーネスト作、3〜6人用、8歳以上、30分、3150円。
ヒラメキとプレゼンテーション力を試すパーティーゲーム。プレイヤーは発明家となり、「輝く」「エイリアン」の「ソース」というように、手札の「物品カード」と「形容カード」を組み合わせて新種の商品を「発明」する。商品が発明できたら、プレイヤー全員にプレゼン。そうして全員の発明とプレゼンに対して投票する。
投票はブランクカードも混ぜて裏にして出し、自分に投票することはできない。受けった分が得点になり、何ラウンドかの合計で勝利。
あまりに意味のわからない商品だと無視されてしまうし、ありきたりの商品では印象が薄くなって得票は難しい。奇抜なカードの組み合わせと、面白おかしいプレゼンテーションで勝利をつかもう。
オリジナルは2000年にチーパスゲームズ(アメリカ)から発売され、今年フランスのファンフォージ社からデラックス版がリメイクされた。アメリカ版は気に入ったアイデアに投資し、お金を儲けるという戦略要素があったが、フランス版は純粋なパーティーゲームにするため、これを削っている。このたびの日本語版はフランス語版をもとにしているが、アメリカ版のルールは昨日発売された『GameLink』11号に付録として収録されている。
アークライトゲームズ:ビッグ・アイデア 完全日本語版