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大阪にボードゲームスペース誕生

4月9日(土)、大阪のTRPGボードゲームスペースの「リーチングムーン」が正式オープンする。オープンを記念して初日にはグループSNEの安田均、清松みゆき、友野詳、秋口ぎぐるの各氏がゲスト来場する。
京阪関目駅または地下鉄関目成育駅より徒歩9分の立地にオープンした同店は、平日17:30〜22:30、土日祝11:00〜22:30の営業。6〜7人までのテーブル卓と、六畳3部屋の座敷がある。
料金は30分250円だが、平日は2000円、土日祝は4000円で時間無制限となり、店員がルールを説明してゲームに参加してくれる。座敷のみの使用は要予約で5000〜10000円。ゲームの取り寄せは可能で、お菓子・飲み物も販売する。
ボードゲームの在庫は『ドミニオン』『カタン』『チケットトゥライド』など定番からマイナー品・絶版品まで50タイトル以上揃えている。
明日のイベントは10時30分開店で、『アクワイア』『ディプロマシー』を遊ぶ。半日1750円、全日3500円。要予約(メールrufelza@gmail.comにて)。
リーチングムーン:ホームページ

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プーティン食堂(Miss Poutine)

火花散る厨房

ウェイトレスとコックに分かれて、注文と料理をスピード勝負でこなすフランスの多人数ゲーム。『ピット』のような賑やかさに、ルールの新機軸を加えている。
毎ラウンド、ウェイトレスは2名、残りが全員コックになる。ウェイトレスは注文カード、コックさんは料理カードを受け取り、手元に山札にしておく。一斉にカードをめくって同時プレイ。
ウェイトレスは、注文カードに書かれている料理をコックから集める。コックは、ウェイトレスが集めている料理カードを渡す。こうして手早くカードを受け渡しして、誰かが山札をぜんぶなくしたらラウンド終了。スピード勝負なので、1ラウンド30秒くらいしかかからない。
ポイントとしては、コックが差し出してもウェイトレスは受け取らなくてもよいというところ。コックが勝手に注文カードの上に置いてもいけない。余裕があれば、負けている人から受け取りたいところだが、そこまで余裕があるかどうか。
もうひとつのポイントは、ウェイトレス同士、コック同士で残った山札を数え、それぞれ多い人が掃除係となるところ。特に2人しかいないウェイトレスによるサシの勝負は熱い。ウェイトレスを交替して、次のラウンド。3回掃除係になった人の負け。
料理は、ハンバーガーやホットドッグのほかに「プーチンセット」というものがある。これは、カードを裏返してできるポテトフライに、グレービーソースをかけて作るもので、2枚一緒に渡さなければならない。コックは2枚しかカードをめくっておけないので、適宜ポテトフライにしてカードを循環させよう。
前日の小山遠征が響いたのか、くさのまさんの負け。ウェイトレスの注文に合う料理が出てこなかったり、出てきてもずっとカードを受け取ってもらえなかったりして、もどかしい。料理名が飛び交うテーブルはまるでレストランの厨房さながら。賑やかで楽しいゲームである。
Miss Poutine
O.ラモンターニュ/ル・スコーピオン・マスク(2009年)
4〜8人用/8歳以上/15分
ゲームストアバネスト:プーティン食堂(ドイツ語版)