国際頭脳スポーツフェスティバル2013、会場変更へ
8月14日から5日間にかけて行われる「国際頭脳スポーツフェスティバル2013」(主催:頭脳スポーツ協会)が、会場であるパシフィコ横浜での開催を中止した。会場の変更先はまだ発表されておらず、半月をきってからの変更に参加者からは不安の声が上がっている。
パシフィコ横浜のホームページには「主催者の都合により中止となりました」とだけ記載されているが、参加団体のひとつである中将棋連盟のブログによると「支払いが滞ったため、航空券・宿泊および会場であるパシフィコ横浜の利用をキャンセルされたという連絡が、7月31日に来ました」という。
国際頭脳スポーツフェスティバル2013は29日、都内で記者発表会を開き、女優の剛力彩芽さん、タレントの水沢アリーさん、川合俊一さん、湯川舞さんがスペシャルゲストや親善大使としてイベントをPRしたばかり。会場キャンセルに伴って、神奈川県知事が顧問を辞任、県と教育委員会の後援も取り消されたことが、神奈川県のホームページで発表された。
豪華ゲストによる記者発表会の様子
・Billboard Japan:剛力彩芽、ゲームは勝つまでやる 「頭脳ゲームは好き」
・GirlsNews:剛力彩芽 国際頭脳スポーツフェスティバル2013のスペシャルサポーターに就任!
・水沢アリーのブログだよ!:国際頭脳スポーツフェスティバルのオフィシャルサポーター就任記者会見!
変更の詳細については後日、主催者側より発表されることになっている。
国際頭脳スポーツフェスティバル2013は、将棋、チェス、オセロから『ラミィキューブ』、『ブロックス』、『カタンの開拓者たち』まで100種類以上のボードゲームを、無料で楽しめるようにするイベント。各協会や競技団体の協力を得て、競技大会や初心者教室、エキシビションマッチなどが開かれる予定。
・国際頭脳スポーツフェスティバル2013
『ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド』多言語版、9月中旬発売
『あやつり人形』の作者による最新作で、『世界の七不思議』のルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)から発売された。プレイヤーはそれぞれ判事、泥棒、王、魔女、農民といったキャラクターをもち、自分のキャラクターを交換(または交換のふりを)しながら、ユニークな能力を使ってコインを稼ぐ。
全員キャラクターの正体を明かした状態で始めるが、すぐにキャラクターカードは伏せられる。自分の手番には、自分のキャラクターカードを他のカードと交換(または交換のふりを)する、自分のキャラクターカードを秘密裏に確認する、キャラクターの能力を使用する、のいずれかのアクションを実行。
ゲームが進むにつれて、自分自身でさえも正体が分からなくなってくる。ハッタリをかけて偽りのキャラクターの能力を使用することも可能だが、ウソがバレると罰金を徴収されてしまう。正体を隠匿してのだましあいが楽めるブラフゲームだ。