シュピール’23:ハンス・イム・グリュック
ゲームデザイン:W.クラマー&R.ウルリヒ、イラスト:F.G.シュテンメレ、2~5人用、12歳以上、90分。日本語版がメビウスゲームズから発売予定。
1996年にドイツ年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞をダブル受賞した名作陣取りゲームがイラストを一新して復刻。カトリックとムーア人、さらにバスク人、ガリシア人、カタルーニャ人が覇権を争った15世紀のスペインで、有力貴族たちが各地にカバレロ(騎士)を送り込み、各地域の支配権を競う。得点計算を起こすエルグランデ(大公)の動向がポイント。各地域だけでなく、城に投入して再配置することもできる。
新版では2人用、3人用、経験者用バリアントルールが加えられたほか、2つのミニ拡張も付属する。
ゲームデザイン:T.ティヨング、イラスト:I.シェル、2~4人用、12歳以上、120分。
北欧の伝説の貴族「ヤール」となり、彫刻を施した船で船員を率いて海をわたり、外国文化と交流し、土地を略奪する。
船をアップグレードし、より強い戦士を雇ってスキルアップすることで、アクションも強化される。新しい交易路を開拓して希少な交易品を確保したり、遠くの集落に戦いを挑んで富を略奪したりするが、戦士を雇うのに十分なビールやパンを仕入れることも忘れてはいけない。
ゲームデザイン:K.J.ヴレーデ、2~5人用、7歳以上、30分。
ノートルダム、ストーンヘンジ、キルクス・マクシムス、アルハンブラという、それぞれ形の異なる5マス分のポリオミノ世界遺産タイルによってゲームに変化を与える。4枚のタイルがあり、10点以上獲得すると好きなものを1枚選んで入手し、配置して2個までミープルを置けるほか、ゲーム中/終了時ボーナスなどをもたらす。
東京八王子で「ボドゲガレージ2023inTAMAコミ」10月1日開催
2021年秋、2022年春、2023年春に続いて4回目となるアナログゲーム即売・体験・交流イベント。今回は福生のポプルスガレージから会場を移し、2020年から年に2回行われている同人誌などの頒布イベント「TAMAコミ」との合同開催となった。
ゲームマーケットにも出展している同人創作ゲームサークルなど37団体が出展し、試遊スペースも設けられる。ボードゲームだけでなく、グッズや書籍も頒布される。入場はTAMAコミと共通なので、相乗効果も期待できそうだ。