シュピール’23:ツォッホ
ゲームデザイン:P.トゥンボルイ、イラスト:A.ユング、2~5人用、12歳以上、プレイヤー人数✕30分。
『ビースティ・バー』の世界観による動物たちの抗争ゲーム。街の地下組織である大ファミリーが縄張りを広げ、戦利品で財源を満たし、名声と影響力を追い求める。
プレイヤーはマフィアのボスとなって、子分や賄賂の助けを借りて地区を支配下に収めていく。しかし、せっかく支配した地域も、他のファミリーに簡単に奪われてしまうかもしれない。
最高の襲撃計画を立て、適切なタイミングで攻勢に出て、ビースティ・タウンの新たな支配者になろう。
ゲームデザイン:R.フラガ、イラスト:F.ストレーゼ、2~4人用、8歳以上、20~40分。
インド洋に浮かぶ熱帯の国モルディブを舞台にした漁師たちの戦い。漁場である沖合は濃い霧に覆われ、すぐ海が見えなくなり、漁船は航路を見失いやすい。
プレイヤーは同時に次の移動パターンを決める。他プレイヤーの移動先を読んで、自分の漁獲量を増やそう。霧を発生させることもできるが、潮流やサメに注意しなければならない。
ゲームボードは折りたたみ式になっており、縁が変化する。魚をうまくとることができても、市場の船に無事に届けるまでは安心できない。
ゲームデザイン:M.W.レオン、イラスト:F.ヴェルムケ、3~4人用、10歳以上、30~40分。
犯罪をテーマにしたトリックテイキングゲーム。4人の容疑者と7つの凶器が登場し、プレイヤーの中で1人だけ、誰が犯人で、どの凶器が使われたかを知っている。
犯人と凶器は切り札であるため、トリックが進むごとに手がかりが増え、特定できるようになっていく。しかし犯人役は的を絞らせず、仲間を欺こうとする。
推理を重ね、真相にたどり着くことはできるか。
ゲームデザイン:G.ミゴーニ、イラスト:D.ローハウゼン、2~4人用、10歳以上、30~40分。
船乗りたちが船に樽をいっぱい乗せて最高の停泊地を競い合う。樽を安く調達し、甲板からおろしやすいところに保管し、有利な停泊地で樽を降ろして、無数のダブロンを手に入れよう。
各港には4つの船着き場があり、長く滞在すれば樽だけでなく宝の地図や船員も好条件で確保できる。しかし、滞在期間が短ければ、次の港から先に手に入れられるというメリットもある。
宝の地図は航行をしやすくし、船員は海賊の襲撃や荒れ狂う強風のときに役に立つだろう。タイルの置き方を変えることでゲームごとに異なる計画が楽しめる。
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」でボードゲーム(13)
前回までと同様、「第7回世界のテーブルゲームを遊び尽くせー!!」で、前回まではメンバーが仕掛けたボケを見破るという内容だったが、今回は3年ぶりに「普通に」ゲームを楽しんだ。登場したゲームは『クラスター』『おばけの階段』。
『クラスター』は逆転のある緊迫した展開。『おばけの階段』も盤上から誰も目を離さない展開で、ボケツッコミもそこそこに熱中していた。
第1回(2018年3月4日):『空飛ぶじゅうたん』『おばけキャッチ』『そっとおやすみ』『トイレットトラブル』『ナンジャモンジャ』『パイフェイス』
第2回その1(2018年6月10日):『デジャブ』『スピードカップス』『ウィ・ウィル・ロック・ユー』『ダンシングエッグ』『びりびり早押し電気ショックゲーム』
第2回その2(2018年6月17日):『キャプテンリノ巨大版』『ブロックス』『トゥクトゥクウッドマン』
第3回(2018年11月18日):『ハリガリ』『デュプリク』『ゴブレットゴブラーズ』『バンボレオ』
第4回(2019年6月30日):『ベルズ!』『いそいでさがそう』『ザ・マインド』
第5回(2019年9月29日):『スティッキー』『スライドクエスト』『ウボンゴ』『クアルト』
第6?回(2020年2月23日):『お菓子の魔女』『バウンスオフ』(ダミー企画)
第6回その1(2020年8月9日):『ハムスターロール』『ドクターエウレカ』『ノイ』
第6回その2(2020年9月20日):『ザ・ゲーム』
第7回(2021年4月21日):『よく見てごらん!?』『ワニに乗る?』『かわいいマトリョーシカ』(ダミー企画)
第7回その2(2022年7月3日):『ザ・マインド』『ベルズ』『ワニに乗る?』(ダミー企画)
第7回その3(2023年2月5日):『チキブーン』『クアドロカラー』『トゥクトゥクウッドマン』(ダミー企画)