花いっぱいの植物園に『ボタニクス』日本語版、2月21日発売

メビウスゲームズは2月21日、『ボタニクス(Botanicus)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:S.タベリーニ=フェラーリ&V.マッセイニ、イラスト:M.グレーバー&F.G.シュテンメレ、2~4人用、10歳以上、45~60分、8500円(税込)。

ハンス・イム・グリュック社から昨年発売され、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞で推薦リストに選ばれた作品。植物園に苗を植えて花を育て、訪れたお客さんを楽しませる。

アクションドラフトで、前のラウンドでより上にあるアクションを選んだプレイヤーから順に次のラウンドのアクションを選んでいく。主なアクションは3つのトラックを進むことで、資金を得るか、植物を植えるか、水をやって植物を育てる。強いアクションを取るほど次のラウンドでは後手番になる仕組み。

プレイヤーボードには庭師がおり、移動しながら周囲4つの花壇に植物を植えたり、水やりをしたりできる。植物はレベルI~IVがあり、各段にいるお客様の注文パターンを揃えると得点できる。他に得点や永続効果をもたらす動物、お金を払ってさまざまなアクションができる庭カードも。

アクショントラックを3周したらゲーム終了で勝利点を競う。上級ゲームではプレイヤーごとに庭のパターンが異なる。アクションは4択ながら、他のプレイヤーに先取りされないよう先の先まで考える必要があり、プレイヤーボードでは庭師の移動タイミングに加え、カツカツのお金のやりくりに悩む考えどころの多い作品だ。

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