シュピール’14:dlpゲームズ
『シベリア』『シトラス』などのドイツゲームらしい作品を作っている個人出版社です。
R.シュトックハウゼン作、2~4人用、12歳以上、90分。
中世フランスの街オルレアンとロワール地方を舞台に、交易、建設、科学の分野で力を競います。ほかの街へ旅をし、必要な品物を仕入れて商館を建てます。
ゲームのクライマックスは、アクションを選ぶ仕組みです。そこでは農夫、職人、騎士、修道僧といったいろいろな人物が必要となります。これらの人物を自分の配下にします。騎士は行動範囲を広げ、旅の護衛になってもらいます。村では職人を雇い、商館を建てたり、工具を製造してもらいます。学者は進歩するのに重要な役割を果たします。また修道僧は、悪運を回避してくれます。
アクションはたくさんありますが、できることは限られていますが、ひとつの領域に力を入れると追加アクションが得られます。それぞれの戦略に従って、自分の配下やほかの要素を意識的に選び、マッチさせていかなければなりません。
R.シュトックハウゼン作、2~7人用、10歳以上、20分。
ボード上にいる8人のキャラクターを使って、お金を儲けるのが目的です。手番には、4枚の手札から1枚の移動カードをプレイして、キャラクターを1人移動するか、1枚裏にして出して別のキャラクターカードを場から取ります。移動するのは自分のキャラクターでも他人のキャラクターでもかまいません。キャラクターは、カードが一定枚数出たときに、場所と仕事によってお金をもたらします。
ドイツのクラウドファンディングで製品化された作品で、小ぶりながら、怒りとブラフが中心のピリリとしたゲームです。4人までプレイできる手番制と、7人までプレイできる同時プレイの2種類のルールがあります。
『バイブルハンター アドベント』11月16日発売
株式会社キリスト新聞社は11月16日、ゲームマーケット2014秋を皮切りに『バイブルハンター アドベント』を発売する。デザイン中村誠、グラフィックTANSAN&CO.、1~6人用、8歳以上、15分、2300円(税別)。単体でも、前作の『バイブルハンター』と組み合わせても遊ぶことができる。
同社の「聖書コレクション」シリーズ第3弾となるカードゲーム。今年3月に発売された『バイブルハンター』から、カードの種類を一新した。プレイヤーは聖書に登場する多彩な人物(人物カード)を召喚し、失われた聖書(聖書カード)を獲得(ハント)していく。今回はアドベント(待降節)にちなんで「マリア」「天使ガブリエル」「東方の博士」、アイテムとして「黄金」「乳香」「没薬」、さらには 創世記の「アダム」「エバ」などのカードが追加される。同梱されるプロモーションカードは「イエス(少年期)」。
フレーバーテキストの表記はカトリックとプロテスタントの双方で使用されている 「聖書 新共同訳」に準拠し、前作に引き続き、公式に日本聖書協会からの推薦を得ている。
・TGiWレビュー:バイブルハンター