ポルトガル年間ゲーム大賞2015に『ラ・グランハ』
ポルトガルのボードゲームサイト「シュピール・ポルトガル」は9月2日、2015年のポルトガル年間ゲーム大賞(Jogo do Ano)を発表した。5タイトルの最終候補から、審査委員会の投票でドイツの『ラ・グランハ(La Granja)』が選ばれた。
ポルトガル年間ゲーム大賞は2006年からスタートし、9回目を迎える。サイトのメンバーが10タイトルの新作を挙げ、その中から最終候補を5タイトルに絞って投票にかけられる。コンポーネント、テーマ、システム、繰り返しプレイする価値、インタラクション、総合的な楽しさの6項目で審査され、ベストゲームが決まる仕組み。過去には『アグリコラ』『ブラス』『祈り働け』『キーフラワー』『ネイションズ』などのゲーマーズゲームが選ばれている。
『ラ・グランハ』はゲーマーズゲームの新興出版社シュピールヴォルクス社(ドイツ)から昨年発売された農場経営ボードゲーム。カードをボードの上下左右に差し込んでスペインの農場を発展させていく。国際ゲーマーズ賞にもノミネートされており、日本での注目も高まっているが、国内での一般発売はまだ始まっていない。ポルトガル年間ゲーム賞からは、恒例の授賞したゲームをあしらった美しいトロフィーを授与される。
【ポルトガル年間ゲーム大賞2015】
大賞:ラ・グランハ(La Granja / M.ケラー、A.オーデンダール作 / シュピールヴォルクス)
ノミネート:アークライト、カンバン:自動車革命、我ら民族、春秋戦国
AND THE WINNER IS :…LA GRANJA ! JOGO DO ANO – GAME OF THE YEAR SPIEL PORTUGAL Congratulations to all nominees ! #boardgames #JdA
Posted by Spiel Portugal on 2015年9月1日
JGC2015でゲームマーケット出張版
JGCはTRPGがメインのイベントだが、ボードゲームのコーナーも充実してきた。操られ人形館、カナイ製作所、こげこげ堂本舗など36団体が出展。販売スペースと試遊スペースが用意され、ゲームマーケットと同様に創作ゲームや関連アイテム、同人誌などを買ったり体験したりできる。
このほか期間中を通して、ボードゲーム体験会と物販も行われる。主催のアークライトのほかに、イエローサブマリン、グループSNE+コザイク、ゲームストア・バネストが出展。新発売のゲームをいち早く購入したり、体験したりできる。当日参加の時間帯はホームページ参照のこと。
・JGC公式ウェブサイト