『宝石の煌き』日本語版、7月中旬発売
昨年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたほか、ゴールデンギーク賞・ファミリー部門大賞、オリジンズ賞・カードゲーム部門大賞(ともにアメリカ)、オランダゲーム賞・ファミリー部門大賞、日本ボードゲーム大賞・投票部門1位と国際的に高い評価を得ている作品。昨年11月に日本語を含む多言語版が発売されたが、ほどなく品切れとなっていた。
プレイヤーは商人ギルドの長となり、資産である宝石を使って鉱山に投資したり、自分の船を新世界へ送り出したり、優秀な職人たちを雇ったりしていく。最後は莫大な資産をもつ後援者を得て、栄光と名声を勝ち取る。
宝石や黄金のトークンを取り、このトークンで発展カードを購入。これが威信ポイントやボーナスになる。ボーナスによりその後の発展カードを安く購入できるようになったり、貴族の訪問を受けて威信ポイントになったりする。いずれかのプレイヤーが15威信ポイントを得た時点で、そのラウンドの終了時に最も威信ポイントの高いプレイヤーが勝者だ。
簡単なルールとプレイ時間の短かさに加え、プレイするたびに変わる深い戦略性で、1回プレイするとすぐにもう1回プレイしたくなる傑作ゲーム。日本語版の発売でやっと入手しやすくなった。
第2回『私の世界の見方』お題コンテスト、緊急開催
『私の世界の見方(Wie ich die Welt sehe…)』はスイスのゲーム。1人が読み上げた「お題カード」を聞いて、ほかの全員は相応しいと思う「単語カード」を手札から出す。誰がどのカードを出したのかわからないように混ぜてから発表し、選ばれた人には得点が入る。ランダムに1枚入るダミーカードを選ぶと失点になってしまうのがまた盛り上がる。
日本版の制作は2012年に発表され、第1回お題アイデアコンテストが開かれたもののその後難航。ようやく今年、発売の目処が立った。
日本版ではお題カード、単語カードともにいくつかローカライズされるが、お題カードのアイデアを募集している。1人5点まで、名前、ペンネーム・ハンドルネーム、連絡先メールアドレス、テンデイズゲームズにひとことと、単語カードに入っていたら面白いと思うものもあれば書いてメールで送る。審査の上、6月20日頃に入賞作品が発表され、日本版への収録と、商品発売時に商品が進呈される。
第1回は「専業主婦の母親が突如ブログを公開。そのタイトルは○○。」「近所のスーパーの名物○○の詰め放題」「面接にお越しいただく際、筆記用具の他に◯◯をお持ちいただき、受付にお渡しください。」「私のお婆ちゃんがツイッターでつぶやいた。−○○なう」が受賞し、日本版に収録されることになっている。
詳しい応募要領や送り先のメールアドレスは下記のリンクを参照のこと。タイトな日程だが、急いで応募してみよう。
・Daily Life is a game:急遽開催!第二回「私の世界の見方:日本版」発売記念!お題アイデアコンテスト!