『カリスト』日本語版、9月上旬発売
オリジナルは2009年にピアトニク社(オーストリア)から発売された作品を、コンポーネントをコンパクトに変更し普及版としてリニューアルしたもの。
枠の中に自分の色のタイルを配置するゲーム。タイルは、さまざまな形状をしているが、配置済みの自分の色のタイルと辺同士が接し、かつ枠内に収まるように配置しなければならない。限られた配置可能スペースを利用して自分のタイルをうまく配置し、できるだけ対戦相手に自由にタイル置かせないよう進めていく。全員がタイルを置けなくなったらゲーム終了で、最終的に手元に残ったタイル(マス数の合計)が最も少ないプレイヤーが勝者となる。
大箱だったオリジナル版が安価で遊べるように成り、持ち運びも便利になった。旅先や家族で手軽に遊べる、エキサイティングなパズルゲームだ。9日に東京・三鷹で行われる「中央・総武線ボードゲームフェスタ」で先行試遊できる。
・ホビージャパンゲームブログ:【宣伝】『中央・総武線ボードゲームフェスタ』出展します!
『パンデミック:緊急事態宣言』日本語版、8月下旬発売
『迫りくる危機』『科学の砦』に3番目の拡張セット。今年の3月にオリジナルが発売されたばかりの最新作だ。5つの新たな役割と7つのイベントを加え、さらに以下の4種類の新たなルールを追加できる。人類の存亡をかけた時間との戦いがふたたび始まる。
- 検疫:病原体の成長を遅らせることで、ゲームの難易度を調節。
- 遠隔地チャレンジ:動物から人間へと感染する病原体の拡大を阻止せよ!
- 緊急事態イベントチャレンジ:予期せぬ出来事が発生する中で、治療薬を開発しなければならない!
- スーパーバグ・チャレンジ:薬剤耐性を持つ病原体に対し、ワクチンを開発して根絶せよ!
『パンデミック』シリーズは2013年に新版の基本セット『新たなる試練』が発売されてから、急ピッチでリリースが相次いでいる。2014年に第1拡張『迫りくる危機(On the Brink)』、今年2月に第2拡張『科学の砦(In the Lab)』、今年6月にダイスゲーム版『完全治療(The Cure)』とカードゲーム版『接触感染(Contagion)』がリリースされ、10月にはキャンペーンシナリオの『レガシー シーズン1(Legacy Season 1)』が予定されている。全てホビージャパンが日本語版を制作している。たくさんあるので混同しないようにしよう。