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アルジャーノンプロダクトから『斬捨御免』12月12日発売

アルジャーノンプロダクトは12月12日、幕末をテーマにした推理ゲーム『協力推理型パーティーゲームシリーズ 幕末編 斬捨御免』を発売する。デザイン・橋本淳志(アークライト)、イラスト・とあざ(アルジャーノンプロダクト)、3~6人用、10歳以上、5~15分、2000円(税別)。11月22日のゲームマーケット2015秋で先行販売される(A36:アルジャーノンプロダクト)。
アルジャーノンプロダクトはアニメ・ゲーム・ミリタリーなどのグッズを企画製造しているメーカーで、過去に『ダンガンロンパ 1・2:超高校級の人狼』をリリースしている。
プレイヤーは幕末の登場人物となり、自身の手札とほかのプレイヤーの出したカードをもとに、ほかプレイヤーの正体を暴くことを目指す。登場人物は「新選組」「土佐藩」「長州藩」「薩摩藩」「メリケン」「エゲレス」という6つの勢力に属しており、同じ勢力ならば協力し、ほかの勢力ならば成敗するのだ。
「みまわりルール」と「じんもんルール」があり、上級者向けの「計略札」も入って、プレイヤーや好みに応じて使い分けることができる。かわいいイラストとは裏腹に、油断できない緊張感が楽しめる。

Posted in 日本語版リリース

『私の世界の見方』日本版、11月22日発売

テンデイズゲームズは11月22日、ゲームマーケット2015秋を皮切りに、スイスのコミュニケーションゲーム『私の世界の見方(Wie ich die Welt sehe…)』日本版を発売する。U.ホシュテトラー作、イラスト・森木ノ子、2~9人用、10歳以上、30分、3780円(税込)。
オリジナルはファタモルガーナ社(スイス)から2004年に発売された作品。ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト、アラカルトカードゲーム賞3位を受賞している。
親がお題カードを読み、ほかの人がそのお題の空欄にふさわしいと思う単語カードを出す。全員が出した単語カードを混ぜ、さらに山札から1枚を加えて読み上げ、親が気に入ったものを1つ選ぶ。選ばれた人が得点して、規定得点を取ったプレイヤーが勝利する。山札から加えられた1枚を選んでしまうと、親は失点になってしまうので、あまりに突飛なものは選べない。
類似の作品としては、日本版も発売された『アップルトゥアップル』(1999年)もあるが、お題カードと単語カードに多義性と深みがあり、輸入版(ドイツ語のカードにラベル貼付)が国内でも広く遊ばれてきた。
日本版は、2012年夏の発売予定から3年越しで完成。その間、2回にわたってお題アイデアコンテストが行われ、日本ならではの楽しい作品が全国から寄せられた。その成果でオリジナルを超える180のお題と、日本人にお馴染みの単語が多数入っている。合計約500枚のカードで末永く遊べる作品。満を持しての登場だ。