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ハイデルベルガー出版のH.ビルツ社長逝去

ドイツのボードゲーム卸売会社「ハイデルベルガー出版」の社長であるハラルド・ビルツ氏が8月29日に亡くなった。享年57歳。
90年代前半にハイデルベルガー出版を設立し、P.グートブロート、R.クレーンと共に『石器時代』『手抜き工事』『ゲップ』を制作・販売し始めた。94年からはボードゲーム卸売に専念し、100社以上の取り扱いを開始。特に一般流通に乗りにくい小さい出版社の少部生産品を束ね、国外にも販売したことで、多様なドイツゲームを世界中に知らしめるのに貢献した。
日本ではゲームストア・バネストと取引があるほか、ヤポンブランドも販売を委託したことがある。
2000年に入ってからはファンタジーフライト社(アメリカ)、チェコゲーム出版(チェコ)、フランス語圏の出版社などドイツ語版を手がけ、非ドイツゲームを積極的にドイツ国内に紹介することで、ボードゲームの国際化にも寄与している。
ドイツのボードゲームメディアや関連企業では相次いで追悼の言葉が寄せられている。謹んでご冥福をお祈りします。

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アンケート:職場仲間にボードゲーム紹介

Q109:職場・仕事仲間など、友人以外の人にボードゲームを紹介することが……

A.よくある 26票(19%)
B.たまにある 56票(41%)
C.ほとんど遊ばない 54票(40%)

ボードゲームの認知度が次第に高まるにつれ、思わぬ人からボードゲームの話を振られることが出てきました。「ボードゲームって、どんなものなんですか?」『人生ゲーム』や『モノポリー』というわけでもないし、かといって聞いたこともないゲーム名を出されてもちんぷんかんぷんだろうし、なかなか説明に困るところです。ましてや自分から、興味のない相手にボードゲームの話をするのは勇気がいります。
アンケートでも、友人以外にボードゲームを紹介することが「たまにある」という方と「ほとんどない」という方が4割ずつで、積極的には話し出せない様子が伺えます。
しかしボードゲームの紹介の仕方も一様ではありません。先日の『アメトーーク!』でいけだてつや氏が笑いの取れるポイントを絞ってボードゲームをプレゼンしたように、雑談の中で相手の興味に沿って、話題提供をするというのならもう少し出しやすいのではないでしょうか。ボードゲームによって、話題の引き出しが増えたらよいと思います。
9月のアンケートはボードゲーム合宿・宿泊イベントです。プライベートなものでも、サークルなどで行われたものでも、ボードゲームを遊ぶために行われる合宿や宿泊イベントに参加したことはあるかお尋ねします。宿舎に限定し、ボードゲームを遊んでいるうちに夜遅くなって、友人宅にそのまま泊まってきたというのは除きます。3択の中で最も近いものをお答え下さい。