ダイスロール&書き込み『ダイス・スター』日本語版、3月中旬発売
オリジナルは2016年、マタゴー社(フランス)から発売された。デザイナーのB.カタラとL.モーブロンがコンビを組んだ作品として『ダイスタウン』『キクラデス』(共にマタゴー社)がある。
1~3個のダイスを袋から取って振り、「目の数」か、「色」か、「☆」を選んで取り、出た目の合計数をスコアシートに記入する。「色」なら色の縦の列、「目の数」なら横の列に書き込むが、そこまでのマスを×印で埋めなければならない。「☆」の目はボーナスで、埋めきれば得点が2倍になる。
ほかのプレイヤーが使わなかったダイスを使うこともできるため、先読みの要素もある。ほかのプレイヤーがどこのマスを埋めているのかをよく観察しておかなければならない。
運だけではなく、どうやって得点を伸ばしていくのかという戦略も悩ましく、ほかプレイヤーとの駆け引きも白熱する新作ダイスゲームだ。
内容物 専用ダイス14個、布袋 1枚、スコアパッド1冊ほか
ゲームマーケット、今秋から2日開催に
昨年12月には12000人が参加したゲームマーケット。年々急速に規模を拡大する一方で、参加者からは「会場が広すぎて回りきれない」「全部のゲームを見ることができない」、出展者からは「もっと体験していただきたい」「もっと販売機会がほしい」といった声が寄せられるようになり、ゲームマーケット事務局で検討を重ねていた。
2日間開催によって、これまでは購入でめいっぱいだった愛好者も体験卓に着くことができるようになり、また週末に他の予定が入っても参加できる可能性も上がる。これまでの「リアル謎解き」「こどもゲームコーナー」「60分TRPG体験コーナー」などに加えて、体験イベントもさらに充実させるという。欧米の出版社からも2日間開催の希望がいくつも寄せられており、海外からの注目度もさらに高まりそうだ。
ゲームマーケットは現在、年に3回行われており、ゲームマーケット2017神戸が来月12日(日)神戸国際展示場にて、ゲームマーケット2017春が5月14日(日)東京ビッグサイトにて(いずれも1日間開催)、その後、2日間開催のゲームマーケット2017秋となる。
ゲームマーケット参加者数および出展ブース数の推移