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ドイツ年間ゲーム大賞、少年院でボードゲームを推進

ドイツ年間ゲーム大賞審査委員会は17日、来年の社会貢献プロジェクトとして、少年院でボードゲームの推進を行うことを発表した。
ボードゲームを文化財として認知してもらうことを目標に、これまでも小児科病院などでボードゲームを展開してきたドイツ年間ゲーム大賞審査委員会。少年院ではボランティアで職業訓練や社会トレーニング、余暇の活動を援助している団体があり、その中に加わって入所者に定期的にボードゲームを遊んでもらう。争いのない状態を作り、戦略的思考を育み、少年院での生活の気晴らしにしてもらうという。
ドイツ年間ゲーム大賞審査委員会は、ロゴのライセンス使用料を原資として毎年4万~5万ユーロ(約500万円前後)を、30ほどのボードゲーム関連の非商業イベントに援助している。
Spiel des Jahres e.V.:Ausblick auf das Förderprogramm ab 2018

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ホビージャパン、3月の輸入ゲームリストを発表

ホビージャパンは3月発売予定の輸入ゲームリスト3タイトルを発表した。今回は北米の出版社の作品。英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。
ニューヨーク・スライス・ピザ(New York Slice)
デザイン・J.アラーズ、イラスト・S.グスタフソン&J.カウフマン、ベジエゲームズ(アメリカ)、2~6人用、8歳以上、30分、4800円、3月中旬発売予定。
名作『もっとホイップを』のアラーズの新作。今度はケーキではなく、ピザの切り分けで勝負だ。有名ピザ店「ニューヨーク・スライス」のシェフ長として、仲間のピザ職人たちと共に素晴らしいピザを提供しよう。
プレイヤーはそれぞれピザを切り分け、ほかのプレイヤーは、その切り分けたピザのカットを選んで取る。ピザの種類はベジタリアン向け、ハワイ風、肉食系などいろいろあり、それぞれ食べるものと取っておくものを決める。食べたカットのペパロニと、取っておいたカットの種類別1位が得点となる。
特殊能力やボーナス点をもたらす「今日のスペシャル」、減点されてしまう「アンチョビ」にも注意して集めよう。また、1つのカットが2種類のピザとみなされるものもある。

サントリーニ(Santorini)
デザイン・ゴード!(ゴードン・ハミルトン博士)、イラスト・L.コセット&D.フォレスト、ロクスリーゲームズ(カナダ)、2~4人用、8歳以上、20分、7600円、3月中旬発売予定。
キックスターターで7000人が6000万円を出資し、製品化された立体コマの豪華コンポーネントゲーム。自分の番には移動か建築を行う。「移動」は自分の建築士のうち1つを隣のスペースに動します。移動できるのは一段上までで、下るならば何段でもよい。建築は、移動させた建築士の隣に1段建物を建てる。3段目の上には天蓋を建てなければならず、それ以上高くはできない。これを繰り返し、自分のいずれかの建築士が3段目の高さに移動できれば勝利する。
シンプルなルールだが、これにさまざまな英雄や神々の力が加わり、ゲームをより複雑にする。

サントリーニ:黄金の羊(Santorini)
デザイン・ゴード!(ゴードン・ハミルトン博士)、イラスト・L.コセット&D.フォレスト、ロクスリーゲームズ(カナダ)、2~4人用、8歳以上、20分、3000円、3月中旬発売予定。プレイするためには『サントリーニ』基本セットが必要。
『サントリーニ』に、ヘカテーやハーデスなどの新たなる神々や、ヘラクレスやアキレスなどの英雄を加える拡張セット。「黄金の羊」コマは触れることで神々の力を得ることができるようになる。英雄たちの能力は強力だが、ゲーム中1度しか使用できない。初心者のハンデに使うこともできる。