口約束の交渉ゲーム『イントリーゲ』日本語版、6月15日発売
オリジナルは1994年にF.X.シュミット社(ドイツ)から発売され、ドイツゲーム賞で4位に入賞した作品。アミーゴ社(ドイツ)、メイフェア社(アメリカ)とリメイクされてきたが、今回の日本語版はイギアリ社(フランス)の2016年版に基づいている。JELLY JELLY GAMESは渋谷などに展開するボードゲームカフェJELLY JELLY CAFEのレーベルで、日本語版を発売するのは初。
タイトルは「陰謀」の意味。プレイヤーはベネチア、ミラノ、ローマ、ナポリ、フローレンスの領主となり、自分の配下の学者たちを敵地に就職させて給料を稼ぐことを目指す。就職のために賄賂を贈ってポストを得るが、ライバルがいれば賄賂合戦となる。自分のポストとの交換条件などを提示して有利に進めよう。就職できない学者は、島流しになってしまう。
しかも将来のポストなどの口約束は守らなくてもよい。脅迫、説得、せがみ、急き立て、哀願、要求、主張、反論、お世辞何でもあり。「これはゲームに過ぎない。ゲームが終わったら仲良くしよう!」というくらい本気になれる交渉ゲームだ。
セット内容:ゲーム説明書1枚、城ボード5枚、学者タイル8枚×5色、ゲーム用紙幣150枚
play:game評価コメントリスト:イントリーゲ
難易度アップ!『ザ・ゲーム:エクストリーム』日本語版、7月15日発売
カードを降順または昇順に並べて全部出すことを目指す協力ゲームに新しい要素が加わる。オリジナルは2016年にニュルンベルガー・シュピールカルテン社(ドイツ)から発売された。
カードの中に28枚、命令が指示されているものが入っている。ドクロの上には手番中にすぐカードを重ねなければならず、ストップを出せばそこで手番が終わる。そのほか、カードが見えている間は会話できなかったり、10戻せなかったり、山札から補充できなくなったりと恐怖が次々と訪れる。
より難易度が高まったゲームを、力を合わせて成功に導くことができるか、チームワークと的確な判断力が求められる。
(カードサイズ:91×59mm)