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シュピール17:ホワッツユアゲーム?

ルート・アイランド(Loot Island)
ゲームデザイン・A.ハーグ、イラスト・M.イアネリ
2~5人用、10歳以上、30~60分、ホビージャパンから日本語訳付き輸入版が3600円(税別)で11月中旬発売予定。
『レイルロード・レボリューション』『ニッポン:明治維新』『シニョーリエ』『春秋戦国』と重量級ゲームを発表してきたホワッツユアゲーム?(イタリア/ドイツ)がカードゲームに舵を切った。呪いがかかったインド洋の島で、古い宝の地図を頼りに宝を探し出す。
プレイヤーは宝の地図の断片であるカードをつなげて島に上陸し、埋められているお宝を目指す。毎ラウンドの最後に探険が行われ、宝が発見されたら先着順で山分けとなる。
宝物は、十分な地図カードが上陸中にプレイされていれば分配されるため、通常は複数のプレイヤーが協力して宝の地図カードをプレイしなくては宝物にはありつけない。同業のトレジャーハンターと協力しなければならないが、それと同時に一番大きな分け前にありつけるようにふるまう必要もあるのだ。
はたしてあなたは、正しい宝の地図の断片を持っているのか? 他のプレイヤーは宝のありかにつながる地図の断片を持っているのか? 何より、呪いを取り除くことはできるのか?

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『脱出:ザ・ゲーム ファラオの玄室』日本語版発売

cosaicは9月14日、今年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞した謎解きゲーム『脱出:ザ・ゲーム ファラオの玄室(EXIT: Das Spiel – Die Grabkammer des Pharao)』日本語版を発売した。ゲームデザイン・I.ブラント&M.ブラント、イラスト・、1~6人用、12歳以上、45~90分、2500円(税別)。
昨年秋にコスモス社(ドイツ)からシリーズ3タイトルが同時発売され、今年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞に選出された作品。「脱出ゲームファンと、それを目指す人たちにとってマストアイテム」と評されている。先月発売された日本語版第一弾『荒れはてた小屋』は品薄になるなど幸先のよいスタードダッシュを切っている。
今回はエジプト旅行で王の谷を訪れたプレイヤーたちがそファラオの玄室に閉じ込められてしまう。博士の残した手記と円盤を駆使し、全ての謎を解いて脱出することはできるか。常識をうちやぶり、ひらめきを働かせることが脱出への手がかりとなる。
全問解くまでにかかった時間と、それまでに見たヒントカードの枚数で成績をつける。ネタバレ禁止、『荒れはてた小屋』を気に入った人も、まだ遊んでいない人も、一度しか遊べない贅沢なゲーム体験があなたを待っている。
日本語版第三弾『秘密の実験室』は11月の発売予定。本国ではさらに3タイトルが今春リリースされており(ニュルンベルク17:コスモス )、脱出ゲームの盛り上がりはまだまだ続きそうだ。