『ヴォーパルス』をリメイク『ペーパーテイルズ』日本語版、5月18日発売
オリジナルは2011年、大爆笑カレー氏の個人ブランド「I was Game」から発売された同人作品。キャッチアップゲームズ社(フランス)が2017年に英仏語版を発売し、今年はペガサスシュピーレがドイツ語版を発売することになっている。
同時プレイでカードをドラフトし、必要ならばコストを支払って自分の王国に人物や軍隊や建物を置く。これらによって戦闘の勝敗や収入や得点が決まるが、カードは4枚しかもてない。ここがこのゲームの大きな特徴で、カードにはそれぞれ異なる寿命があり、寿命が来たら除去されてしまう。王国が移り変わっていく中で、生きているカードの組み合わせを考えてドラフトしていく戦略性が試される。
『ヴォーパルス』のイラストは長谷川登鯉氏が手がけたが、『ペーパーテイルズ』はフランス人のイラストレーターが担当し、中世の素朴な雰囲気が醸し出されている。
Engamesは富山のボードゲームカフェで、日本語版を手がけるのは初。ボードゲームカフェは昨年から急増しているが、数が増えたばかりでなく、その業態もショップから日本語版制作へと多様化している。
・Engames Online Shop:ペーパーテイルズ 日本語版
NHK「ごごナマ」に丸田氏生出演
本日放送のNHK「ごごナマ」に、高円寺のボードゲーム専門店すごろくやの丸田康司氏が生出演し、『ナンジャモンジャ』と『スティッキー』を紹介した。
「ごごナマ」は「オトナの井戸端」がテーマの生放送番組。ボードゲームは番組終了間際15:45頃から15分にわたり、「オトナも夢中になる最新ボードゲーム紹介」と題して取り上げられた。出演は番組レギュラーの船越英一郎氏、美保純氏と、ゲストの松野明美氏。
野球盤と人生ゲームに並んで『犯人は踊る』がディスプレイされ、「カードゲームを含めてボードゲーム」と紹介。「ゲームクリエイター」という肩書で登場した丸田氏は年間1000種類以上の新作が発売されており、すごろくやには600種類以上、ボードゲームギークには8万種類以上のボードゲームがあることを手短に話した。
早速『ナンジャモンジャ』が取り出され、出演者で実際にプレイ。カードのめくり方は慣れない様子の出演者も「脳トレになる」「世代を問わず遊べる」とコメント。続いて『スティッキー』が登場。あえて崩しに行くプレイで番組終了間際までの短時間に2ゲームプレイされた。
『ナンジャモンジャ』は対象年齢が4歳以上、『スティッキー』は対象年齢が6歳以上(実際は2歳位から遊べる)というキッズゲームの代表格だが、「オトナもはまる!?ボードゲーム」として紹介されていたのが興味深い。分かりやすいが頭も使い、かつテレビ映えも考えた丸田セレクションだった。
・NHKごごナマ「外国人も気になる!?ニッポン今海外で大ブーム中!秋田犬特集」