アラカルトカードゲーム賞1位『グリッズルド』日本語版、8月下旬発売
第一次世界大戦を舞台とした協力ゲーム。タイトルは英語で「白髪まじり」という意味で、CMON社から2015年に発売された。ゴールデンギーク賞でイノベーション、テーマ、カードゲーム、アートワークの4部門にノミネート。またドイツ語・フランス語版が『ル・ポイリュ(Le Poilus)』というタイトルで発売され、昨年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞推薦リスト、アラカルトカードゲーム賞1位に選ばれている。
プレイヤーは村の幼馴染となり、地獄の様な戦地へ赴き、ミッションをクリアして生きて帰ることを目指す。しかし試練を乗り越えていく上で戦況は悪化し、兵士たちには様々なトラウマが発症し始め……。
ゲームの目的は山札と手札をなくすこと。各ラウンドのリーダーが指示した枚数のカードを引き、順番にカードをプレイするか、撤退するかを決める。カードには夜、雪、雨、マスク、銃弾、敵襲といった危機か、各プレイヤーが被るトラウマが入っており、1つの危機が3回出るとミッション失敗になってしまう。
撤退するまでに出せたカードは廃棄されるので、出すだけ出して、どこで撤退するかが判断のしどころだが、手札の内容をほかのプレイヤーに教えることはできない。計画性、チームワーク、そして少々の運が運命を決める。
実在した人物や制作者の先祖も登場し、戦争の悲惨さや残酷さを体感できる作品。戦争が終わって平和が訪れたときの感動をみんなでものしよう。
【見本が届きました】
お待たせしております『グリッズルド 友情は戦争より強し?』の見本がきましたよー。8月発売予定です! pic.twitter.com/onAXfEHQt5— グループSNE (@GroupSNE) 2018年7月12日
『みんなでぽんこつペイント』9月28日ホビージャパンから一般発売
サイコロの目で決められたお題を「直線」と「正円」だけで表現するお絵かきゲーム。オリジナルはゲームマーケット2011にぽんこつファームから頒布された同人作品で、昨年モグワイがリメイクして発売し、さらに今回、ホビージャパンがお題カードの調整と、ルールの追加を行って一般発売することになった。
全員が描き終わったら、描いた絵の画数が少ない人から順に回答者に見せていき、回答者にお題を当ててもらう。画数が増えれば、当ててもらえる可能性が高まるが、見せる順番が遅くなり、誰かに先を越されてしまうかもしれない。一方、画数が少なければ、ほかの絵よりも先に見てもらえるが、回答者が当てるのは難しくなる。
お絵かきが苦手という人も、絵心よりもひらめき力がものをいい、また画数を調整する駆け引きが楽しめる。また7人まで遊べるチーム戦ルール「ぽんこつ紅白チーム戦」、2人で遊べる協力戦ルール「ぽんこつデュエット」の2つのルールが追加され、幅広い人数に対応するようになっている。
内容物:お題カード66枚、お絵かきボード5枚、ボードマーカー6本、図形カード8枚、点数ボード1枚、サイコロ1つ
・TGiWレビュー:ぽんこつペイント
・TGiWレビュー:みんなでぽんこつペイント