今度は2人対戦『ザ・ゲーム:フェイス・トゥ・フェイス』日本語版、1月10日発売
ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた協力ゲーム『ザ・ゲーム』のシリーズ第3弾。オリジナルはニュルンベルガー・シュピールカルテン(NSV、ドイツ)から2017年に発売された。今度は協力ではなく、2人対戦で先に数字を出し切ることを目指す。
今度は各プレイヤーが1~60の数字カードをそれぞれもち、自分の前に出していく。手札から2枚を、1から昇順か、60から降順になるように2つの列に出していき、±10の数字は巻き戻せるのは『ザ・ゲーム』と同じ。
今回の新しい要素として、相手プレイヤーの場に出すことができるという選択肢があり、その場合は昇順の列の数字を下げるか、降順の列の数字を上げなければならない。これによって相手も有利になるので注意が必要だ。一発逆転もあり、勝敗の行方は最後まで分からない。
内容物:カード120枚、ルールシート1枚
ゲームマーケット2018秋:同人誌
ゲームマーケットでは毎回、同人誌を頒布するサークルがある。ボードゲーム愛がいっぱい詰まっており、安価であるため気軽に購入できる。ただし製作部数が少なく、終わってから入手しにくいため、ゲームのようになかなか話題に上らないのが残念でここにまとめて紹介したいと思う。ものによっては入手できる場所もあるようなので、気になるものは検索して、発行者や作者と連絡をとってみるとよいだろう。
週1ペースで開店しているボードゲームカフェ・バーを紹介する本の第2弾。今回は117店をフルカラーで掲載し、この本をお店で提示すると割引などのサービスが受けられるようになっている(「こにょっと。(札幌)」で店長さんからの愛のビンタあり。)。これをもってグループでボードゲームカフェ周りをしている人もいるとかで、新しいボードゲームの楽しみ方にもなりそう。これだけ全国に広がると、ご当地のボードゲームカフェに立ち寄る国内旅行もできるな、などと思いつつページをめくるのが楽しい。
ボードゲーム好きの主人公が、ゲーム会で知り合った女の子と距離を縮めていくマンガ。恋愛トラブルでゲーム会にいけなくなる人もいる中で、相手の出方をお互いにうかがいつつ、迷いながら関係を深めていくのはまさに恋愛は重ゲーだと気付かされる。後半は「りにょりのボードゲームスナック」。ママのりにょりさんがお客さんに面白い名前のお酒を出しながら初心者向けのボードゲームについて語りあう。ボードゲームカフェバーで店員やほかのお客さんとボードゲーム談義をするのって楽しい。
ゲームマーケットにも毎回出展している名古屋のボードゲーム専門店「ゲームストア・バネスト」の看板娘キャラ「ばねこちゃん」をめぐるバネスト黙認企画のアンソロジー。主催の有我悟氏をはじめ6人の作家が参加してボードゲーム紹介や、ゲーマーあるあるをマンガにしている。買い出しに行く人をゲーマーじゃんけんで決めるとか、そういう世界があったらいいなと思う。
ボードゲームに使えそうな文具を完全手書きで紹介するというユニークな企画。文具といっても100円ショップで買えるようなものではなく、キングジムや3Mなどの新商品が並ぶ。付箋やペンが入っているIDカードホルダー「ペモアイディー」など、ボードゲーム以外でも普通に便利な文具カタログとして重宝する。
きりんなべ氏がツイッターで掲載している同タイトルのマンガを本にした。パーティーゲームから2人用までいろいろなゲームを取り上げて、ゲームの紹介と楽しいポイントを描いている。「独りボドゲカフェの楽しみ方」かた始まるボードゲームカフェバーめぐりのレポートも楽しい。
シリーズ第3弾。さまざまな難易度のクイズを「海外」「伝統」「メディア」などのジャンルに分けて出題する。途中に謎解きも入っており、パズル雑誌のような楽しみ方もできる。付録として、正解するとマスを進められる「ゲムマ一周すごろくゲーム」付き。