ともに12月5日発売の『AERA with Kids(アエラ ウィズ キッズ)』2019年冬号と、『プレジデントFamily(ファミリー)』2020年1月号に、ボードゲームが特集されている。2017年にもこの時期にボードゲーム特集が掲載されており(TGiWニュース)、クリスマス・お正月前の定番テーマとなっている。
そしてオススメのボードゲームは32タイトル。推薦するのはすごろくやの丸田康司氏とクレーブラットの畑直樹氏である。「協力して乗り切る!」「かけひきを楽しむ」「戦略を練る」「推理・推測で頭をひねる」「土地や道を開拓する」「架空の世界を楽しむ」「イメージをふくらませる」「アクションを楽しむ」という8カテゴリーに分類して4タイトルずつ紹介。最後に2人のコラムが掲載されている。
変わったところでは『秀才コースゲームけいさん』も。「廃盤ですがオススメ!」って(笑)。
2誌の方向性は2017年と変わっていないようで、『AERA with Kids』は楽しさを前面に出してアピールする方向、『プレジデントFamily』は知育を前面に出して教育熱心な親の関心を引く方向をとっている。知育を強調することにはボードゲーム愛好者から異論がある(TGiWコラム)が、ボードゲームに関心をもってもらうきっかけとしては、さまざまなチャンネルがあるほうがよいと思う。