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『パッチワーク:ドゥードゥル』日本語版、4月下旬発売

ホビージャパンは4月下旬、ロール&ライトゲーム『パッチワーク:ドゥードゥル(Patchwork: Doodle)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト&グラフィックデザイン・K.フランツ、1~6人用、8歳以上、20分、2000円(税別)。

2人用タイル配置ゲームの定番を6人まで遊べるダイス&ペンゲームにした作品。今年のニュルンベルクで発表された。テーブル上に並べられたパッチカードから、ダイスで決められたかたちを自分のシートに描き込んでパッチワークを完成させる。

各ラウンドにはカードを円形に並べ、2枚のカードの間にウサギコマを置く。手番にはダイスを振り、その数だけウサギコマを進め、止まったカードを取り、全員そのカードに指示された形を書き込む。6枚でラウンド終了となり得点計算。カードを補充して次のラウンドに進む。

得点計算では隙間のない四角形の面積が大きいほど得点が高く、また空きマスはゲーム終了時に失点となる。3ラウンド行い、ボードに穴の一番少ないプレイヤーが勝つ。
ゲーム中、カード変更、ピース分割、1マス埋め、いずれかの特別アクションをもう1回という特別アクションをそれぞれ1回だけ使うことができる。同じかたちを描いていくのに、並べ方と特別アクションで勝敗が分かれる。人数を問わず楽しめる作品だ。

内容物 描画シート1冊、鉛筆6本、スタートカード10枚、パッチカード30枚、6面ダイス1個、トークン1個ほか

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独ハイデルベア、アスモデグループから独立

ドイツのボードゲーム出版社ハイデルベア・ゲームズ(旧ハイデルベルガー出版)は今月6日、フランスのアスモデグループから独立したことをウェブサイトで発表した。国際物流などの提携は継続する。
ハイデルベルガー出版は小規模出版社や外国出版社の販売をドイツ国内を中心に行ってきたところで、日本の作品もヤポンブランド創立以来取り扱われてきた。2016年8月にH.ビルツ社長が急逝。2017年1月にアスモデグループに合併されたが、オフィスや開発グループはミルテンブルクに残したまま制作を継続してきた。アスモデグループへの在籍は約2年で終了することになった。
今回の独立をウェブサイトでは「ルーツに戻る」と表し、ギーク、ノンゲーマー、ファミリー向けにオリジナルゲームを製作していきたいと述べている。今春発売の『タグス』のほか、夏には『ワードスミス』というワードゲームの発売を予定している。
アスモデグループは欧米で次々と既存の小中規模出版社(仏デイズ・オブ・ワンダー、米ファンタジーフライト、独ルックアウトなど)を合併し、一強時代を築きつつあるが、プランBゲームズをはじめとして独立して新しい活動を始める出版社が出始めており、国際市場の勢力図は流動的になっている。
HeidelBÄR Games Becomes Independent Publisher