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ホビージャパン、10月下旬発売の輸入ゲームリストを発表

ホビージャパンは10月下旬に発売する予定の輸入ゲームのリストを発表した。いずれも先月のジェンコン(アメリカ・インディアナポリス)で発売された新作で、外国語版に日本語ルールが添付される。
勝負(SHŌBU)
ゲームデザイン・M.ヴラナス&J.サジュダック、出版社・スマーク&ダガー社(アメリカ)、2人用、8歳以上、15~30分、3800円(税別)。
天然石と木製ボードを使った2人用アブストラクトゲーム。2色各2枚の木製のボードは、リネンロープによって区切られている。これらのボードに各自16個の石を4個ずつ配置してスタート。手番にはまず、自分の石を1個、斜めを含む好きな方向に2マスまで動かし(「受け身の移動」)、続いてもう1個の石を、同じ方向・マス数だけ動かして、相手の石を押し出す(「攻めの移動」)。このようにしていずれかのボードから敵の石を全て押し出せば勝ちとなる。あちら立てればこちら立たずの移動が悩ましい作品だ。
ウーリー・ウワーッンモス(Wooly Whammoth)
ゲームデザイン・N.クラヴォッタ&R.ブロー、イラスト・C.フォックス、出版社・スマーク&ダガー社(アメリカ)、2~6人用、8歳以上、40分、5400円(税別)。
原始時代の人類となって、腹を満たすためにマンモスを崖から突き落とすことを目指すドタバタゲーム。各自手札から1枚ずつ一斉にプレイし、全員の合計数だけ、狩人たちが移動する。中には「自分は休みなので動かない」や「自分だけ1マス余計に動く」や「マンモスが突進してくる」「自分だけ逃げる」などのカードもあり、うまく使って自分が落ちないように、マンモスを崖から突き落とそう。崖際のマスにいるとマンモスの肉が手に入る。
間違って自分も崖から落ちたり(マンモスも落っこちるのでマンモス肉は手に入るけど)、マンモスに踏みつぶされたり、タールピットに落っこちると1人死亡。先にマンモス肉を6つ集めることができたら勝利となる。自分の部族の4人の狩人が全滅する前に、一番多くの肉を部族にもたらせるのは誰か?

星の来訪者(ビジター)(Visitor in Blackwood Grove)
ゲームデザイン・R.T.グリーン、イラスト・M.チアン&J.ハグレー、出版社・リソニム社(アメリカ)、3~6人用、8歳以上、5~15分、2800円(税別)。
宇宙からの来訪者と子ども、政府のエージェントに分かれて戦う推理ゲーム。訪問者は「金属を含む物」「赤い物」などの秘密のルールを決め、そのルールに合致するものだけ、宇宙船のバリアを通過させる。子どもは通過するアイテムを見つけ、政府のエージェントは秘密のルールを見破って宇宙船を拿捕しようとする。エージェントより先に子どもが秘密のルールを見つければ来訪者と子どもの勝利、その前にエージェントが見破るか、逆に難しすぎて誰も見つけられなければエージェントの勝利となる。
秘密のルールは簡単すぎても難しすぎてもいけない。アイテムはカードのイラストで示されており、通過するものと通過しないものをよく観察して法則を見いだせるかが鍵となる。

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「ボードゲームフリーマーケット9 in 三宮」、9月21日開催

9月21日(土)に神戸・三宮の「KIITO」にて、「ボードゲームフリーマーケット9 in 三宮」が開催される。ポートライナー「貿易センター」駅徒歩10分、13:00~17:00、入場無料。
2012年から一昨年まで大阪で行われ、去年から三宮に会場を移した中古ボードゲーム販売イベント。遊ばなくなった中古ボードゲームのほか、創作ゲーム、関連グッズ、輸入ゲームも販売される。出展するのはボードゲームショップ、創作ゲームサークルなど70団体。昨年の51団体、一昨年の36団体から順調に増えており、ゲームマーケット大阪のダイジェストといった様相を呈している。
TTBこと富本尚志氏による恒例の公開オークションは今回も開催。Kleeblattブースでは、今月に第2巻が発売となる『天王寺さんはボドゲがしたい』の購入者先着40名に作者mononofuさんのサイン会も行われる。その他、募金イベントやフリースペース、赤ちゃん休憩所・授乳室もあり、家族連れにも対応して買って遊んで交流もできるイベントだ。
開場前の待機列は12時から。
ボードゲームフリーマーケット9 in 三宮