ボードゲームカフェバー:2019年の新規開店は45件
2019年に新規開店したボードゲームカフェバーは41件だったことが、当サイトの調査で明らかになった。3年連続で40件以上を維持しているが、閉店も増えてきている。
調査は当サイトのほか、ボードゲームカフェパスvol.4とAllGamers 4号の情報を反映。カラオケルーム、宿泊施設、人狼ルームやマーダーミステリールームなどを除き、お店の自称に基づいてボードゲームカフェバーとプレイスペースに分けてカウントした。
その結果、昨年新規開店したボードゲームカフェバーは45件、プレイスペースは24件。合計69件は過去3年間で最も低いが、ボードゲームカフェバーに限れば高い水準を維持している。
一方、昨年に閉店またはボードゲームを取り扱わなくなったボードゲームカフェバーとプレイスペースは合計14件(うちボードゲームカフェバーは9件)と過去最高を更新(2018年は13件)。ラーメン店の平均寿命は2.4年
2020年1月現在のボードゲームカフェバーは日本全国で169、プレイスペースは118件、ボードゲームも遊べるカフェバーは39件。合計すれば、有料でボードゲームが遊べる場所は326件存在する。随時更新中のリストはこちら
追記:この記事を執筆した時点では新規開店は41件だったが、その後新たに開店していた店舗が見つかり、2020年2月時点で45件となった。
ゲスクラブ(Guess Club)
お互いの書きそうなことを予想するクラブ
写真のお題は「頭にくること」。お題が発表されたら自分のミニホワイトボードに6つ答えを書く。自分が頭にくることではなく、このメンバーなら誰かは書きそうな頭にくることを選ばなければならない。これが結構難しい。
書き終わったら発表。ほかに同じ答えを書いたプレイヤーがいれば賞金を獲得できるが、自分しかいないと罰金を支払わなければならない。また、同じ答えを先に言われてしまうと賞金がもらえないので、どの答えから行くかも考えどころだ。
さらに、このラウンド中に何回、答えがかぶるかを予想することができる。予想は各回先着限定で、当たればボーナスが入るが、1回休んで予想するため、賞金を獲得するチャンスを逃しかねない。
このように、一見すると紙ペンゲーム『フラッシュ』のように見えるが、発表の駆け引きがあるために最後まで興奮の波が下がらない。最後の1枚がマッチして一手差で賞金が手に入ったりすると嬉しさと悔しさが交差する。
とはいえ一番の面白さは答えのすれ違い。お互いを読みすぎて答えがかぶらず、「これを書くと思ったのに!」「いやそれは思いつかなかった」と、答えが一つ一つ出るたびに出てくるコメントが楽しい。ジャックポットになっている中央のコイン入れもグッド。
Guess Club
ゲームデザイン・S.ファン、アートワーク・ミスクァイ
モジゲームズ(台湾、2017年)+cosaic(2019年)
2~8人用、8歳以上、20~30分、3500円(税別)