カタン日本選手権2020、全国10ヶ所で地区大会開催
ジーピーは18日、今年のカタン日本選手権の概要を発表し、参加受付を開始した。4月5日の東海地区大会(静岡)を皮切りに、6月まで全国10ヶ所で地区大会が行われ、上位入賞者で7月、世界大会日本代表の座をかけてファイナルが繰り広げられる。
今年の地区大会は札幌、宮城、東京、静岡、愛知、石川、大阪、広島、香川、福岡の10ヶ所。居住地に関わらず3地区大会まで出場できる。参加者全員に記念品が贈られるほか、上位入賞者は7月5日に東京で開かれるファイナル東京大会に往復交通費一部補助ありで参加できる。
さらに今年は2年に1度の世界選手権が開かれる年となっており、ファイナル東京大会の優勝者は秋から冬にマルタで開かれる世界選手権に、日本代表として出場する資格を得る。
参加費はどの地区大会も1人1000円。申込みは下記フォームからで、先着順となる。
また、6月7日に東京・両国の国際ファッションセンターで行われる東日本地区大会では、併せて第1回「カタンまつり」が開かれる。世界のカタン製品展示即売や、カタン映像の上映など、誰でも参加できるファンイベントとなる。
・2020カタン日本選手権
2020年カタン日本選手権 申し込み開始しました。https://t.co/yyy5nEFHF3…#カタン日本選手権 #2020カタン日本選手権 #カタン pic.twitter.com/GHsB8YWdTx
— (株)ジーピー広報 (@gpinc_jp) January 18, 2020
エッガート氏ら「ディーププリントゲームズ」設立
設立メンバーはエッガートシュピーレのP.エッガート氏とP.E.アラウィ氏、編集のV.コビルケ氏、フロステッドゲームズのM.ナギィ氏、ペガサスシュピーレのK.エッサー氏とA.フィンカーナーゲル氏。エッガートシュピーレは『キャメルアップ』『村の人生』『グレートウェスタントレイル』など数々のヒット作をリリースしてきたが、2017年にプランBゲームズと合併。エッガート氏は昨年、自身の名前を冠した同社を退いていた。フロステッドゲームズは『レイクホルト』や『ペーパーテイルズ』をリリースしている新興の出版社。販売はペガサスシュピーレと提携している。
アスモデグループから独立したプランBゲームズがエッガートシュピーレを合併し、エッガートシュピーレから独立したエッガート氏らが新しい出版社を設立するというダイナミックな動きはまるでボードゲームのよう。急速に進むボードゲーム業界のグローバリゼーションに、ドイツゲームの存在感を求める動きがあるのかもしれない。
「特にファミリーゲーム、中級ゲーム、エキスパートゲームの表看板」を目指す。今秋にリリースする予定の新作は、W.クラマーとM.キースリングの共作で、タイトルは『リネーチャー(Renature)』。ドミノ駒を使ったエリアコントロールゲームだという。ほかにも、名作のリメイクを含むゲーマーズゲームを編集中だ。
Deep Print Games