『テラフォーミング・マーズ:動乱』日本語版、3月26日発売
『ヘラス&エリシウム(2017)』『ヴィーナス・ネクスト(2017)』『プレリュード(2018)』『コロニーズ(2018)』に続いて昨年秋に発売された拡張セット。自然災害や社会運動を乗り切るべく作られたテラフォーミング委員会で、政治的な闘争が繰り広げられる。
さまざまな政党に代議員を送るアクションがあり、ほかのプレイヤーよりも代議員が多ければ党首となり、さらに代議員が最も多い政党は与党となる。政党によって政策と与党ボーナスが異なるので、どこに代議員を送り込むかで戦略が分かれる。
さらに議長、与党の党首、与党の代議員になることで影響力をもち、イベントでさまざまな恩恵が得られる。ほかのプレイヤーが何を目指しているかも考慮して、利害を調整することが必要になるだろう。
新規のプロジェクトと企業も同梱され、やりこんでいるプレイヤー向けの上級拡張セットだ。
内容物:プレイヤーの代議員コマ 35個(各色7個)、中立の代議員コマ(14個)、プロジェクト・カード 16枚、企業カード 5枚、早見表カード 2枚、世界的命題カード 31枚、政策タイル 6枚、造星者の称号タイル 1枚、テラフォーミング委員会ボード 1枚、命題進行ボード 1枚、第一党マーカー 1個、ルール説明書 1冊(カードサイズ 88×63mm)
鳥居をたくさんくぐって『千本鳥居』日本語版、4月9日発売
ペンシルファーストゲームズ(アメリカ)がキックスターターで資金を集めて今年製品化したばかりの日本テーマのタイル配置ゲーム。1100人が58000ドル(600万円)を出資した。美しくも神秘的な日本庭園を作り、途中で出会う旅人の協力を得て、数多くの鳥居をくぐって勝利点を競う。
手番にはタイル1枚を場に出し、タイルに描かれた名所トークンを1つ獲得する。さらに、始点となる中央のタイルから配置したタイルまでの道筋にある赤い鳥居の数だけ同じ種類の名所トークンを、青い鳥居の数だけ異なる種類の名所トークンを獲得できる。名所トークンは組み合わせて、他の旅人から協力を得たり、勝利点を増やしたりしていく。
他のプレイヤーの狙いを阻みつつ高得点を獲得できる道筋を見出し、旅人の能力によって状況を逆転させるところに駆け引きやドラマが生まれる。
また、ソロゲームとして強力なライバル「おナツさん」と勝負するルールも収録。V.デュトレによる美麗なグラフィックで、神秘的なゲームの世界をさらに鮮やかに描き出す。
内容物、スタートタイル 1枚、庭園タイル 42枚、名所トークン(小) 120個、名所トークン(大) 24個、銭貨トークン 8枚、旅人トークン 20個、囲い地トークン 4個、達成トークン 10個、侍&歌人コマ 2個、早見表 2枚、ソロゲーム用ボード 1枚、ルール説明書 1冊