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ネズミたちの発明競争『ラッツ・オブ・ウィスター』日本語版、5月30日発売

アークライトは5月30日、『ラッツ・オブ・ウィスター(Rats of Wistar)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:D.サビア&S.ルチアーニ、イラスト:C.コルシ&S.ヴァレンティノ、1~4人用、13歳以上、90分、9900円(税込)。

『アヌンナキ』のデザイナーコンビによる作品で、昨秋にクラニオ・クリエーションズ(イタリア)から発売された。ウィスター研究所から脱走したネズミたちがコロニー建設のリーダーになる資質を競う。

手番には毎ラウンド変化するホイールにワーカーを置いて森林・隠れ家・農場のメインアクションと、付属するボーナスアクションを行う。労働者を各エリアに配置すればアクションのパワーをより強くできる。木材や金属を集め、人間が放棄した遺物を利用して新しい発明品を作り、木の下の隠れ家を探検して新しい部屋を掘ったり、新しいベッドを作ったりする。

発明品はさまざまな効果をもたらし、ミッション達成でボーナスや勝利点が手に入る。プレイヤーボードでもさまざまな能力を解放したり、錬金術師のネズミを訪ねたりすることで戦略的にゲームを進めることができる。ゲームは5ラウンドで終了し、勝利点を競う。

コロニーで最優秀ネズミだと自称する「ラット・オ・ボット」と戦うソロプレイモードあり。

内容物:ボード 1枚、プレイヤーボード 4枚、ホイールセクション 6個、ホイール 1個、ピン 1個、技術アイコントークン 5個、発明品カード 180枚、目標カード 13枚、ミッションカード 10枚、英雄カード 5枚、来訪ネズミタイル 25枚、チーズタイル 2枚、移動トークン 20個、扉トークン 10個、電力トークン 4個、技術トークン 5個、ワイルドトークン 12個、木材トークン 18個、金属トークン 18個、複数トークン 12個、1×トークン 12個、早見表タイル 4枚、ベッドタイル 24枚、土タイル 24枚、キューブ 40個、ディスク 20個、労働者コマ 36個、家長コマ 12個、テントコマ 8個、アクションカード 7枚、探検カード 7枚、トラックカード 6枚、ルール説明書 2冊(カードサイズ:ミッションカード:65×100mm、その他のカード:88×58mm)

Rats of Wistar
(写真は英語版)

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2人用アブストラクト『ドーナツならべ』日本語版、5月下旬発売

ホビージャパンは5月下旬、『ドーナツならべ(Donuts)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:B.カタラ、2人用、8歳以上、10~15分、2200円(税込)。

ファンフォージ社(フランス)から昨秋発売された2人用アブストラクトゲーム。ボードには方向を示す線があり、次に相手が置く方向が決められる。これによって上手に相手の手をコントロールしていくが、対戦相手のドーナツ2個の間にドーナツを配置するとその2個のドーナツが自分の色に変わって逆転のチャンスが訪れる。

両プレイヤーとも五目を作れないままゲームボードが埋まったらより大きいグループを作っていたほうが勝ち。ゲームボードは4枚の組み合わせでゲームごとに変わる。

持ち運びに便利なポケットサイズのパッケージと簡単ながら悩ましいルールで、手軽に楽しめる作品だ。

内容物 ドーナツトークン 30個、両面印刷のゲームボード4枚