ボードゲームカフェ「Engames」4月21日富山射水に移転オープン
2017年に富山市五福にオープンして7年、自社出版も手がけるようになったEngames。店舗向かいの倉庫が借用できなくなったのを機に、コンテナを直付けできる広い場所を求めて、西に13kmほどの射水市内に移転した。北陸新幹線では富山駅より新高岡駅に近い。
テーブルをゆったり配置した26席で800種類のボードゲームを遊べる。料金は平日2時間500円、5時間1000円、休日2時間1000円、5時間1500円、フリー2000円。ドリンク販売あり。これまで通り、週1回のオープン会やカルカソンヌ日本選手権予選会などを続ける。
ボードゲームカフェ Engames(エンゲームズ)
全体の枚数を占い『ディヴィナーレ』日本語版、5月24日発売
オリジナルは2012年にアスモデ(フランス)から発売され、翌年のドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト、アラカルトカードゲーム賞4位に入った作品。日本では「倫敦の霊媒師」という副題付きで輸入版が流通し、The One Hundredに2年間入っている。手相や水晶の占いで、全プレイヤーに配られたカードがそれぞれ何枚かを当てる推理とブラフのゲーム。
4種類の占いカード36枚から24枚を全員に配ってスタート。手番にはカードを1枚場に出し、対応する占いで何枚あるかを予想するか、予想を変更する。途中で残り手札から何枚かをそれぞれ右隣に渡しつつ、全部のカードが場に出たら終了。正解と1枚違いは得点、それ以外は失点となる。これを何ラウンドか行って合計得点で勝敗を決める。
2枚目以降、予想の変更は必須で、他のプレイヤーと同じ枚数を予想できないため、プレイヤーの思惑が錯綜。途中で他のプレイヤーに渡すカードを取捨選択することで情報を操作でき、手札にたくさんあるのに少なく予想するといったブラフもかけられる。次第に真実が明らかになってくるとき、その数を的中させるのは誰か?
日本語版ではイラストはそのままに色合いをよりリアルにしたほか、サマリーとプレイヤー表示カードをタイルに変更。得点チップを得点ボードと得点マーカーにして、カード枚数の現状がわかるカウンターも木駒で追加され、いたるところでビジュアルと遊びやすさにこだわっている。
ディヴィナーレ(Divinare / Gilbert / Asmodee+Sunny Bird, 2012-24)
4種類のカードが全員の手札に何枚あるかを、カードを出しながら予想。カードを出したら必ず予想を変更しなければいけないルールが終盤悶絶するが、意外と変更したほうで当たってたりもする。#超新作体験会 pic.twitter.com/DOZTQTXuY1— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) April 27, 2024