エバーデル谷の北へ『ファーショア』日本語版、6月25日発売
森の動物による開拓ゲーム『エバーデール』(2018年)の続編で、昨年冬にスターリング・ゲームズ(アメリカ)から発売された。エバーデル谷の北方にある国から、動物たちが大海原を探険し、集めた資源で街を発展させる。
手番にはワーカーを配置して資源やカードを獲得するか、資源を支払ってカードをプレイし、街を形成し船を進める。カードにはさまざまな効果があり、その組み合わせによてゲームを有利に進められる。アイコンを集めると獲得できる宝の地図は重要な得点源だ。
ワーカーをすべて配置したら1手番休んで次の季節に進む。全員が秋までプレイしたらゲーム終了となり、勝利点で勝敗を決める。
立体の灯台、金属製の錨トークン、本当の貝殻のような勝利点トークン、柔らかい海藻・きのこトークン、木製の流木トークン、つや消しの海石トークンなど、こだわりのコンポーネントが満載。ソロルールでは難易度を変えて仮想プレイヤーと対戦できる。
内容物:ゲームボード 1枚、ルール説明書 1冊、灯台 1個、船員(カニ・ビーバー・バフィン・カモ)24匹、カード類 155枚、地図タイル 24枚、島タイル 10枚、風向きタイル 8枚、宝物トークン 50個以上、カード種類マーカー 5個、錨トークン 12個、船 4隻、勝利点トークン 50個以上、資源(流木・海藻・海石・キノコ)25個以上
『バラージ:コロラドコネクション』日本語版、5月21日発売
キックスターターを経て今年発売された拡張マップと新タイルのセットで、アメリカ西部コロラド州が舞台。深い渓谷を開発するために、橋を建設し、生産的開拓地から恩恵を得ながら、さらなる発展を目指す。
同じキックスターターのプロジェクトで製品化された2人専用マップ『デュエル』も日本語訳付き英語版で同時発売。
『バラージ』はダムの水力発電によってエネルギー開発を競うイタリアのワーカープレイスメントゲーム。国際ゲーマーズ賞、ドイツ年間エキスパートゲーム大賞推薦、ドイツゲーム賞4位、ポルトガル年間ゲーム大賞など数多くのゲーム賞を受賞し、日本版The One Handredでは5年連続で上位に入っている。