協力して注文をさばく『新米オーナー、見習いスタッフたちとレストランを救う。』日本語版、4月10日発売
親から突然任せられることになったレストランで、てきぱきと料理を提供する協力ゲーム。オリジナルは2019年、ブロードウェイトイズ(香港)から発売されたもので、舞台を中華料理店から英国風レストランに変え、イラストを一新しての日本語版である。
手番には、注文カードに書かれている料理に合う料理トークンを出す。料理トークンには番号があり、前の手番で出された番号に対応する料理にしか出せないという制限がある。制限時間は砂時計で3分だが、注文カードを1枚完了させれば砂時計をひっくり返すか、ジョーカーの料理トークン(執事)がもらえる。
こうして16枚の注文カードを次々と達成し、その中に1枚だけ入っているVIP注文カードを完了させれば全員の勝利。その前に注文デッキがなくなるか、 出せる料理トークンがない時に受け取る苦情トークンが3枚になったら敗北となる。
制限時間はあるがリアルタイムではないため、先の先まで読んだプレイヤー間の相談が求められる。さらにジョーカーの料理トークンをなくしたり、相談禁止にしたりするなど、難易度を上げるルールも入っており、一度成功しても何度も挑戦できるようになっている。
内容物:ルールブック 1冊、 注文カード 41枚、 受付カード 1枚、 テーブルカード 7枚、 砂時計 1個、 料理トークン 49枚、 苦情トークン 3枚、 リバーストークン 1個、 執事トークン 2個、 ポーチ1個
イエローサブマリン:新米オーナー、見習いスタッフたちとレストランを救う。
動物コマで協力トリテ『Bremen』5月上~中旬発売
オリジナルは2015年にウェブで日本語ルールが公開された『ザ・トリテ』。スートだけみんなに分かるカードを使って、終了時に各プレイヤーが規定トリックを獲得し、かつ最後の1枚のスートが全員異なることを目指すトリックテイキングゲームで、リメイクにあたってカードからブレーメンの動物コマになった。
配りきりでゲームを始め、切り札ありのマストフォローでゲームを進める。手持ちのコマの数字を言ってはいけない。12トリックで動物を各自1個だけ残してゲーム終了となり、各プレイヤーの獲得トリック数が8,4,0(3人の場合)、6,4,2,0(4人の場合)トリックになっていて、かつ残った動物が全員異なっていれば(ブレーメンの音楽隊ができれば)勝利となる。
トリックテイキングの中ではシンプルな部類だが、成功できるとトリック獲得数最多・最少のプレイヤーの残りコマの数字で成績が出る。好成績を出すには失敗すれすれの際どいプレイが求められるだろう。