日本ボードゲーム大賞2020に『イッツアワンダフルワールド』
今年で19回目を迎える日本ボードゲーム大賞。昨年1年間に日本国内で新発売された国産・日本語版・輸入・同人ゲーム265タイトルの中から大賞を選んだ。
投票部門は昨年12月から今年2月まで、約2ヶ月にわたってネットなどで行われ、36都道府県から236名(昨年比+109名)が参加した。各自ベスト5まで記入できる方式で、1位5点、2位4点、3位3点・・・として集計。1位となったのは『イッツアワンダフルワールド』で、昨年の『ラマ』から一転、ゲーマーズゲームが大賞に選ばれた。エンゲームズから日本語版が発売されている(本日現在、再入荷待ち)。
2位以下の順位は下記の通り。国産ゲームでは4位に『天下鳴動』、7位に『リトルタウンビルダーズ』が入賞している。同人ゲームは規定投票数に達しなかったため公表されていない。
選考部門(ゆうもあ賞)は新型コロナウイルスによる影響で選考するための試遊を十分に行えなかったため、今年は発表されていない。
投票部門
1位:イッツアワンダフルワールド(It’s a Wonderful World)209点(得票率24.58%)
2位:ジャスト・ワン(Just One)185点(得票率:23.31%)
3位:ザ・クルー(The Crew)154点(得票率:21.19%)
4位:天下鳴動(Rumble Nation)152点
5位:グルームヘイヴン(Gloomhaven)130点
6位:ピクチャーズ(Pictures)129点
7位:リトルタウンビルダーズ(Little Town)128点
8位:ウイングスパン(Wingspan)127点
9位:バラージ(Barrage)125点
10位:イーオンズエンド(Aeon’s End)122点
野菜の成分でバトル!『サラダマスター』4月26日発売
カロリー、タンパク質、炭水化物、食物繊維という4つのデータから、お題に合っていると思うカードを出して比べるカードゲーム。ただし4つのデータは出すまで見ることができず、普段の食生活などから推察するしかない。
「食物繊維が多いもの」「炭水化物が2番目に多いもの」などのお題が出るので、自分の手札からそのお題で勝てると思う野菜カードをプレイする。全員が出した野菜カードを比べて、お題に最も合っていたカードを出した人がお題カードをゲット。3枚先取で勝利となる。
野菜カードはカードスタンドに立ててあり、自分からは野菜しか分からない。一方、ほかのプレイヤーの分はデータが見えるインディアンポーカー形式。他のプレイヤーの手札を参考にしたり、はったりをかましたりするなど、駆け引きも生まれる。
野菜、果物、穀物などが描かれたカードは全部で60種類。成分のデータは日本食品標準成分表2020年版(八訂)に基づいている。