カテゴリー: ま
マーケットデイ(Market Day)
徐々にわかってくる全体像 骨董品と好事家のカードの断片的な情報から得点を競うカードゲーム。ハレルヤロックボーイがゲームマーケット2024秋に「パイロット版」として発表し、当サイトの新作評価アンケートで6位を獲得した。なお「正式版」のリリースはまだ発表されていない。 全体で80枚あるカードのうち、各ゲ…
魔法のカギ(Die magischen Schlüssel)
あと一歩で黄金のカギというところで 3個のダイスでお城に向かって進み、止まったマスにあるカギで宝箱を開けるキッズゲーム。オーストリアのデザイナーコンビ、スラヴィシェック(『チャレンジャーズ』)とシュタインヴェンダー(『クラウドエイジ』)がデザインし、ハッピーバオバブ(韓国)から発売されたゲームで、ド…
マイトロッコタウン(My Trolley Town)
生産して運んで加工して 建物を線路でつないで物資を運び、勝利点に変換するピック&デリバリーゲーム。アークライトから一般発売された『リトルタウンビルダーズ』のStudio GGによるゲームマーケット2023春新作で、見た目からもう面白そうと評判になっていた。その実際はいかに? 各自、最初は木を生産する…
マイシティ:ロール&ビルド(My City: Roll & Build)
2020年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたクニツィアのタイル配置ゲーム『マイシティ』を、ロール&ライトにした作品。レガシー要素はなくなっているが、4種類のシートで徐々にルールを追加して遊べる。 3個のダイスを振ると、建物の種類と形態が定められる。形態は2個のダイスがドットでつながるようにする…
マイゴールドマイン(My Gold Mine)
それはオレの金塊だ! ドラゴンが近づく中、ドワーフたちが金鉱を掘るか洞窟から退避するか選ぶチキンレース。コスモス社の製品だが、『ベルラッティ』のM.ロートがデザインしており、モーゲル出版のロゴが入っている。 ドラゴンの洞窟は左端に出口、右端にドラゴンがおり、ドワーフはその中間からスタートする。手番に…
豆と共にあれ(Gone with the Beans)
超紙ペンのリソースコントロール 紙ペンゲーム(ロール&ライトゲーム、フリップ&ライトゲーム)は今、国内外で大きなトレンドとなっており、数多くの作品が発売されている。『クウィックス』『ガンツ・シェーン・クレバー』『カートグラファー』『Welcome To…』などがさまざまなゲーム賞を受賞し、その後を追…
マヤ(Maya)
広がる都市、つながる作物 『マヤ』というボードゲームは何タイトルもあり、有名どころではアイゼンシュタイン+アバクスシュピーレ版(2003年)がある。既存のタイトルとかぶらせてくるのは自信があるからだろうか。現代においてもピュアユーロを作り続けるイギリスのデザイナーコンビ作品。 自分の手番には手札から…
マグノリア(Magnolia)
インスタントユニット 3×3のエリアにカードを並べてパラメータを上げ、勝利点につなげるコンボゲーム。『ヴォーパルス』『ペーパーテイルズ』の作者が、ユニットの配置にフォーカスして制作した。ドラフト・建物・経年といった要素はなくなったが、同時プレイで進めるようにして、極めて短時間で濃厚なコンボ体験ができ…
マイシティ(My City)
「クニツィアめ~」なレガシーゲーム 建物タイルをプレイヤーボードにできるだけ隙間がないように敷き詰めるタイル配置ゲーム。R.クニツィアのデザインで、『ピクチャーズ』『ノヴァルナ』と共に今年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされている。近年、ローゼンベルクが精力的に取り組んでいるテトリスタイプのパズル…
街コロレガシー(Machi Koro Legacy)
未知の要素を続々追加 日本産の定番ダイスゲームを、コンポーネントを改変していく連続ゲームにアレンジした作品。公になっているのは「ゲームごとに玉手箱を開封し、コンポーネントを改変」「全10回」だけなので、それ以外の具体的な情報に触れずにレポートする。 毎回、「初期施設」から何枚か選び、自分の前に置いて…