北海・西フランク王国・南チグリスの各3部作をリリースしてきたガーフィルゲームズ(ニュージーランド)の新作。『スキタイの侵略者』『ハドリアヌスの長城』に続く「古代アンソロジー」シリーズに位置づけられている。紀元前6世紀のバビロン捕囚後、エルサレムに戻って復興した2人のユダヤ人の故事に基づき、城壁と城門を再建し、神殿を建設して、帰還したユダヤ人に律法を教育する。
ゲームは3ラウンドにわたって行われ、各ラウンドは7日間からなる。手番には手札からキャラクターカードをプレイヤーボードにプレイした後、神殿の業務、城壁と城門の建設、律法教育と旅行のいずれかのアクションを行う。プレイヤーボード上の対応する旗の数によってアクションの強さが変わり、能力や得点を獲得していく。6手番行ったら休息日となり、預言者の審判や食料供給などがあって次のラウンドへ。3ラウンドで勝利点の合計を競う。
旗を集めて得意なアクションを作りつつ、さまざまな能力を開花・組み合わせて高得点に結びつけよう。仮想プレイヤーと対戦するソロモードあり。
(写真は英語版)