4歳からのボードゲームで負けることを学ぶ
公平に遊ぶこと、負けること、悔しさに耐えること、仲間に勝利を譲ること、これらはすべて、家族とのボードゲームを通して学べるし、学ばなければならない。何しろ、幼稚園や学校で手痛い仕打ちを受けても、怒り狂って部屋を出ていくわけにはいかないし、パパやママがすぐ慰めにきてはくれないのだ。でも、だからといって子どもが負けてばかりではいけない。失望や失敗が多すぎると、今度は自尊心に悪影響が出る。年齢に合ったボードゲームが大切なのは、大人と同じように勝てるチャンスがあり、家族で安心して勝ちも負けも経験できるからである。
アドバイス:わざと子どもに勝たせるのは、一時的な自信を持たせるだけで、何の得もない。午後の機嫌はよくなるかもしれないが、長い目で見ればイライラに耐えることを学べないため、子どもに害を与える可能性の方が高い。