ドイツ年間ゲーム大賞2020にノミネートされた『ノヴァルナ』と同系統のタイルパズルゲーム。スケリッヒゲームズ(ドイツ)から昨秋発売された。火、水、地、風という自然の精霊たちの調和を取り戻すことを目指す。タイトルは16世紀のスイス人哲学者が精霊に名付けた名前。
手番には場に並んだ5枚の精霊タイルから1枚を選び、自分の場に配置する。タイルには矢印がついており、どの方向にどの色のタイルを配置するかというタスクを示している。達成した矢印は「響きディスク」でカバーし、全部カバーできたらタイルを裏返して得点。これを繰り返して誰かが既定点に達したラウンドで終了となり、合計点数を競う。
配置するタイルの色と方向は複雑に絡み合い、相互参照を多くすることで一気に手を進めることができる。しかし未達成のタスクが多すぎて響きディスクが足りなくなると、「不協和音ディスク」を受け取って失点になってしまう。先を読んだタイル選択と巧みな配置でどんどん調和させていこう。
内容物:精霊タイル 72枚 、ゲームボード 1枚、プレイヤーマーカー 4個、スタートプレイヤーマーカー 1枚、響きディスク 96枚、不協和音ディスク 10枚 他