今年は新型コロナの影響で10月のエッセン・シュピールがオンライン開催となる。そこで発表される予定の新作を出版社別に紹介。邦題は直訳で、国内販売されるときに変更される可能性あり。
ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・B.パートフト、3~5人用、12歳以上、60分。
『ボーナンザ』のシリーズ作品。単体でプレイできる。手札の豆ーカードを植えた後、手番プレイヤーに魔法フェイズがある。ほとんどの豆は特別な豆能力があり、このフェイズで手札から植えた豆の能力を魔法フェイズで使うことができる。また最初から魔法カードを1枚ずつ持っており、ゲーム中に増やすこともできる。
豆の能力は、他のプレイヤーの手札を奪う、ランダムに1ターラー捨てさせる、山札から1枚引いて手札に入れる、自分の魔法カードを使うなど。魔法カードはカードによって使えるフェイズが異なり、ちょっとした特殊能力をもたらす。
ゲームデザイン・R.クニツィア、イラスト・R.ゾマーカンプ&バルバラ、2~6人用、8歳以上、20分。
プラスカードとピンク・ラマとピンク・チップが加わる。6枚の手札から、前に出されたカードと同じか1つ大きいカードを出して、手札をなくすことを目指すルールは同じだが、プラスカードはもう1手番、ピンク・ラマは何に対しても出せる。ピンク・チップはマイナス20点のチップで、手札を全部なくせば捨てることができるため、逆転のチャンスが広がる。
ゲームデザイン・R.フラガ、グラフィック・O.フロイデンライヒ、2~4人用、6歳以上、15分。
カードをめくって、指示された絵の通りに「マグフォーマーズ」という5色の正方形パーツを組み合わせるリアクションゲーム。できあがった人は中央のカードを早いもの勝ちで取り、間違っていなければ獲得できる。「マグフォーマーズ」には磁石が入っており、向きに気をつけてないとくっつかない。
ゲームデザイン・A.プフィスター、イラスト・D.ローハウゼン&M.メンツェル&O.シュレマー、1~4人用、12歳以上、30分。
『カーニバル・モンスターズ』の世界観に基づくダイスゲーム。各自が3つのキャンプを持ち、モンスターを10枚並べてスタート。手番にはキャンプを1つを選んで、モンスター狩りに出かける。キャンプによって使えるダイスが異なる。狩りの最初にダイスを全部振り、振り直すごとにまだ使っていない数値のダイスを全部取り除く。使った数値ばかりだったら失敗。使ったダイスによってモンスターを捕まえ、得点や新しい能力になる。
ゲームデザイン・M.N.アンデルセン、イラスト・M.A.シーマン、2~6人用、6歳以上、15分。
チートウェルゲームズ(イギリス)によるパーティーゲームのドイツ語版。順番にカードを1枚ずつめくり、同じ動物が2枚出たら、すばやくそのカードを取る。合っていれば獲得。漁師やシロクマが出たら、表になっていたカードはすべて裏返しになる。漁師カードは獲得できるが、シロクマは1枚カードを捨てなければならない。シロクマ以外のカードがすべてめくられたら、最も多くカードを獲得していたプレイヤーの勝利となる。