毎年10月にエッセン・シュピール会期内に開かれているカルカソンヌ世界選手権は、新型コロナウィルスの影響で中止になった。これを受け、このオンライン大会が世界の有志によって企画された。非公式ではあるものの、世界のトッププレイヤーが参加しハイレベルな戦いを繰り広げており、ハンス・イム・グリュック社をはじめ世界から注目されている。
大会は5人によるチーム戦。4グループによる予選から始まり、日本はロシア、ウクライナ、アメリカ、ノルウェー、メキシコからなるAグループを1位で通過。決勝トーナメントでは中国、ルーマニアを破り、Aグループ2位で通過したロシアと決勝で再び当たることになった。日本は予選・決勝を通して唯一ロシアに破れており、油断のできない相手だ。
決勝メンバーは望月隆史氏、藤本巌郎氏、北村諭史氏、小川光一氏、まなお氏。世界チャンピオン経験のある2人と、日本選手権で上位に入っている実力派が揃う。Youtubeの実況生配信は下記。
・カルカソンヌワールドカップ日本代表サイト
追記:決勝戦は世界チャンピオンの2人が敗れるも、3勝2敗で日本が接戦を制した。3位はドイツ。